【Ⅰ－Ⅰ】【Kind-Ｈearted GIRL 【ハリー・ポッターと賢者の石】 (ページ11)

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「権…利？

なら、わたしはその権利を拒否します。」

目を伏せながらユズナはそう言った

これにはリーマスもマクゴナガルも驚いた

なにせ、大抵の子供は自分が「魔女」や「魔法使い」など知ると喜んで返事するのだ、親は困惑の表情か子供と一緒に喜ぶのどちらかだが、…

「わたし、今の暮らしに満足、してる。

やっと自由が手に入って、毎日ホントに幸せで

それに魔法なんて使わなくてもわたしは生きていけるから。」

「まぁ、あなたみたいな子は久しぶりに見ましたわ」

「そう…でしょうね。

魔法なんてものお伽話程度にしか思ってないからみんな

せっかく来てもらってあれですけどわたし、行きません。、行きたくない

もう、これ以上疲れる思いしたくないから」

その言葉にリーマスはユズナの目線に合わせしゃがみこう言った

「ユズナ、ホグワーツはいいところだよ。

私はそこで生涯の友を見つけた」

「………………

それはリーマスの場合でしょ」

「ユズナ…？」

「大人は……！」

ー
「そう、あなたは本当にいい子だわ。まるで私の小さい頃にそっくり」
ー

今まで伏せていた目をカッと見開き二人に怒鳴りつけた

「大人は…！いっつもそう！！大人の都合で子供の人生決めるのよ！！

子供に拒否権なんか与えないで！！！！

私は！！！アンタたちの人形なんかじゃない！！！！！」

ー
待て、ホグワーツに行くって決めるまでが長い！長いよ！ユズナ！！