超能力者 ページ27
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着いたのは屋上だった。
二人で日陰で壁に寄りかかって座り込む。
shp「何個か話したいんで、とりあえず聞いてください。」
その言葉にコクリ、と頷く。
shp「⋯大前提として、Aさんの状況や言いたい事は大体分かってるので心配しなくて大丈夫です。」
『⋯え、なんで⋯』
shp「ただの推理っすよ。」
ただの推理でわかるものなのだろうか。
超能力者でもないと、不可能では⋯？
運動能力も、頭も、顔も、性格も、全部完璧。もう、超能力者と言っても過言では無いのでは？と思ったりしてしまう。
shp「⋯それで、多分仲直りは今日の放課後っす。」
『え、今日⋯！？早くない⋯？ちゃんと仲直りもできるってこと⋯？』
shp「⋯まぁ大体勘みたいなもんなんで⋯。で、舞台はここ、屋上っす。屋上に、コネシマさんは来ます。⋯たった一年くらいの付き合いやけど、一応クソ先輩のこと誰よりも理解してるつもりやから。」
『⋯うん、分かった、信じる。』
ありがとうな。と頭を撫でられる。
頭撫でられるの、心地良い⋯
そう思ったが、すぐに撫でるのを辞められてしまいとても名残惜しく感じた。
少し甘えてしまおうか、とショッピさんの方に振り向くと、至近距離にショッピさんの顔が。
反射で目をつぶると、首になにかの感触を感じる。まぁまぁ痛い。
その感触が消えて、恐る恐る目を開くと、ショッピさんが微笑みながら首を指で撫でていた。
『⋯な、なにを⋯』
shp「ん、ワイのものっていう印っすよ。⋯んは、キスマークっていうんですけど⋯」
"キスマーク"
その単語を聞いて、ボワッと顔が赤くなる。
shp「⋯ふは、かわいいなぁ、Aは。」
急な呼び捨て⋯！！
もうキャパオーバーである。
そこで急な眠気が襲ってきて。
ショッピさんに体を預けて、私はすぐに眠りについた。
shp「⋯危機感ないな。⋯やっぱ、Aを守るのは俺がええわ。」
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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創花 - 初コメ失礼します！鮭炭酸様の小説を読ませて頂いておりました！制限によりコメントが出来なかったのですが解除して貰いました！完結おめでとうございます！(長文失礼致しました) (9月23日 1時) (
レス) @page1 id: ab45c2aafd (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - 完結おめでとうございます！陰からひっそりと応援させて頂きました〜 新作も今から読ませていただきます！素敵な作品ありがとうございました！ (9月8日 20時) (レス) id: 31b7e69329 (このIDを非表示/違反報告)
鮭炭酸(プロフ) - キルさん» shp「キルさん、コメントありがとうございます。最近更新頑張ってたんで、そう言って貰えるとやっぱ嬉しいっすわ…！応援ありがとうな。」 (8月15日 21時) (レス) id: caab4944d0 (このIDを非表示/違反報告)
キル - この作品とっても好きで、最近毎日更新されててとても嬉しいです！shpくんと夢主ちゃんが今後どうなるのか楽しみです！更新頑張ってください！ (8月15日 9時) (レス) @page25 id: 056b3faa7a (このIDを非表示/違反報告)
菜彩(プロフ) - はい、そうです！これからも頑張って夢主ちゃんとくっついてくださいね (8月13日 15時) (レス) id: 990a0c5342 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鮭炭酸 | 作成日時：2023年6月19日 19時
