檻の中の君は【アナタシア】【夫婦】 (ページ4)

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資料3P. ページ4

芝健目線

新しい患者さんのデータに夢中に
なり過ぎて全然まりんに気づいて無かったw
でもまりんのお陰で薬を探す手間は
省けたけど、その薬がその子に合うか
どうかだよなぁ…
暴走を抑える薬ってきついのが多いし、
大丈夫かなぁ…
まりんに追加の薬電話で頼も。
ごめんねまりん!!

prrrrrrr

まり｢はいもしもし!?｣

｢あ、まりん？ごめん追加なんだけど
胃腸整える薬も一緒に持って来てくれない？
無理だったら良いんだけど…｣

まり｢あぁ何そゆこと…良いよ別に。
ちょ、まじ見つかんねーし切るわ。｣

｢え、あ、ありがとう!!｣

プツッツーツーツー…

んーと、じゃあ薬の欄だけ空けといて、
資料作るか…

カタカタカタカタ＿＿＿。

｢ん～……ん…？……。
んんんんんん!?!?!?｣

えっ嘘待ってもう4時50分!?
やばいまりん帰って来てない
!?

prrrrrrr

｢まりん!?薬見つかった!?
もう患者さん来るよ!?｣

まり｢待てって。落ち着け。｣

｢落ち着いてなんかられないよ!!!!
薬どうする!?俺も一緒に探しに｢だーかーらー!!
落ち着けって!!さっき見つかったから!!｣

｢え、ほんと？｣

まり｢なんで嘘言わなあかんねん｣

｢よ…良かった～…｣

と脱力すると、電話からﾌﾞﾁｯっと切られる
音がした。

ツーツーツー…

あ、切られた。

まり｢ｾﾞｯﾊｰﾊｰｾﾞｪｯｾﾞｪｯ……け、ん。｣

｢!!!!まりん!!!｣

まり｢はい…これ薬な…｣

｢ほんとありがとうね!!今度どっか
ご飯行こっか!!!!｣

まり｢…駅前のケーキバイキングな。｣

｢はーいwwwwwwじゃあ私はダッシュで
資料作ってくる！！！！！！！！！｣