貴女の誕生日 Special version【F.P】【M】 ページ8
「乱数！」
私の救世主、乱数は、思いっきり私に抱きついて笑った。
「えへへっ、誕生日おめでとうっ！オネーサンに、ボクからプレゼントっ♡」
「か、可愛い！」
乱数からのプレゼントは、桃色のふわふわポンチョだった。
「ボクがデザインしたんだよ！」
「ありがとう、乱数」
「ほーら、帝統も勇気を出して！」
「うっせえ、別に勇気出さなくても渡せる」
「幻太郎さんに帝統！」
「二人とも、楽しそうだねっ」
やって来たのは幻太郎さんと帝統。柔和な笑みを浮かべた彼らは、私に大きめの箱を差し出した。
「開けてみてください」
「じゃあ…って、きゃあ！」
箱からは、ポンッと何かが私の腕に飛び込んでくる。
「オレと幻太郎からのプレゼントは、モルモットのぬいぐるみだ。大事にしろよ？」
「お誕生日おめでとうございます、Aさん」
「ありがとうございます」
「Aちゃん！久しぶり！」
「うう…天使が降臨してからまた年を経た…」
「誕生日おめでとう、Aさん」
「寂雷先生、一二三くん、独歩くん！」
悠々と歩いてきた先生と、破天荒な幼馴染みは、各々私に箱を渡す。それぞれの箱には、赤、ピンク、青の薔薇のプリザーブドフラワーが入っていた。
「素敵…！ありがとうございます！」
「私たちだと思って、大事にしてくれ」
「はい！」
「A！寂雷さんたちもこっちに！」
全員からプレゼントを頂いた後、一郎くんから呼び出しがあり、麻天狼と共に、皆が集まっていた場所に歩く。
プレゼントを抱えた私に、一郎が微笑みを向けた。
「改めて、誕生日おめでとう。喜んでもらえたか？」
「うん！とっても嬉しい」
「良かった。んじゃ、もっとパーティーを楽しもうぜ！」
「「「おー！」」」
こうして、私の誕生日は、賑やかなものへと変わった。来年は、どんな誕生日になるんだろう。
願いが叶うなら、彼と―――。
騒ぐ皆の中に混じって笑う、―――を、私はずっと見つめていた。
ーーーーーー
Hikaru様、お誕生日おめでとうございます！
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ラムネ - いつも楽しく拝見しております！リクエストで「耳に息を吹きかけてみた」でお願いします！ (2018年12月27日 20時) (
レス) id: a6c89a9b0d (このIDを非表示/違反報告)
俺の嫁は前野さん - 夢主ちゃんは五歳くらいの従姉妹と言う設定です。 (2018年12月27日 20時) (レス) id: d0ff1a20dc (このIDを非表示/違反報告)
都王子(プロフ) - 真樹RAINBOWさん» コメントありがとうございます！了解しました。遅くなってしまいますが、�犬砲胴洪靴気擦討い燭世�ます。 (2018年12月27日 8時) (レス) id: 0e4e83fb52 (このIDを非表示/違反報告)
都王子(プロフ) - 俺の嫁は前野さんさん» コメントありがとうございます！了解しました。遅くなってしまいますが、�犬砲胴洪靴気擦討い燭世�ます。 (2018年12月27日 8時) (レス) id: 0e4e83fb52 (このIDを非表示/違反報告)
真樹RAINBOW(プロフ) - はじめまして。リクエスト失礼します。「後ろから彼の目を手で覆って「だーれだ」という」というものをお願いします。この作品、キャラ一人一人別になってるのが嬉しいです。 (2018年12月27日 8時) (レス) id: cc5ad12bf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：都王子 | 作成日時：2018年12月14日 21時
