11話 ページ12
そんなこんなで放課後が来た。
クラスの人達が部活に行き、教室に残ったのは私と敦くんだけになった。
敦「Aさん、どうするんでs……これからどうするの？」
『とりあえず、排球……バレーをしようと思ってる！ひとりじゃ出来ないから、一緒にやろう？』
敦「バレー…？」
いっけね、朝霧サン説明し忘れてたみたい！
『えっと、そちらの名探偵さんが、男子排球部が鍵だと…………………』
誰かに聞かれるとまずいから、と、小声で話すと、敦くんは納得したようだった。
敦「……そういうことか！！」
『でも…とても入るのが難しいらしくて………』
敦「それで練習を………」
『そういうこと！！それで……………』
.
.
ちょっとした外の空いている場所に、敦くんとふたりでバレーボールをぽんぽんと飛ばし、パスをし合う。
敦「わわっ、案外難しいな…………」
『でもっ、はじめよりは上手くできるようになったね！』
＊回想＊
敦「バレーできますよ大作戦…？」
『そう！えっとね、敦くんの入部は多分問題ないと思うんだけど、マネージャーとして私も入部しないと、ほら、任務にならないじゃない？』
敦「たしかに…」
『………だから、私もがんばるの、』
＊＊
馬鹿げた作戦だと思うが、これはマジだ。本気と書いて。
詳しく言うと、バレー部はどうやら女子にとーってもモテているらしい。主な原因の人物は及川。まだ見たことは無いから確認はして置かなければならないと思うが、まぁ、そういうことだ。
女たちは、部員目当てで入部する。
もしかしなくても、部員たちは全力なんだろう。バレーという娯楽に全力を注いでいるのだろう。
…そこに部員目当ての女が入ってきたらどうだろう、とても迷惑極まりない。
私から言ったら使えない部下もしくはその辺のバーによく居る男共と同じってこと。
まぁわかる、わかるわぁ…
だから、バレーを本気ですきなのに、どうしても試合に出られない女子の振りをする。そういう訳だ。
なので、この、敦くんとの練習を部員たちの誰かに見てもらう必要がある。
その為に………………………
嗚呼いるね…
＿＿＿＿＿＿少し隠れた物陰から、チラリとこちらを見ている子が。
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ダーカー - 1か2がみたいです！お願いしますm(_ _)mm(_ _)m (2021年11月4日 23時) (
レス) @page28 id: 80264e36de (このIDを非表示/違反報告)
ﾘｰｻﾝ - 個人的には2番目が見たいです！更新頑張ってください！ (2021年10月17日 13時) (レス) @page28 id: 2ccc567f0f (このIDを非表示/違反報告)
ノンレム - 個人的に1か2がみたいです！応援してます！ (2021年10月13日 21時) (レス) id: 3af77494df (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - ３番が見たいです!!更新頑張ってください!(≧▽≦) (2021年9月29日 21時) (レス) id: 265680ab33 (このIDを非表示/違反報告)
天歩(プロフ) - 個人的に3番が読みたいです！頑張ってください！ (2021年9月28日 16時) (レス) @page28 id: 89d9d234ac (このIDを非表示/違反報告)
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