〜プロローグ〜 ページ1
彼女と出会ったのは高校のとき、まだ歌い手も初めてへんときに俺が彼女に一目惚れしたのが始まり。
彼女は明るくてクラスでも人気者だった。
そんな彼女と付き合えた時は、世界で1番幸せやと思えたし今でも覚えとるくらいに嬉しかった。
そんな彼女は歌い手を始めてからも、支えてくれてアンチで辛い時や自分の声が嫌になった時も勇気づけてくれた。
沢山の思い出もあるし、沢山一緒に笑って泣いた。
でも、いつしか浦島坂田船が有名になって色々な場所でライブをし始めてから距離が出来た。
A今日も遅くなるん?
坂田ごめんな!打ち合わせ長引きそうやわ…
Aそか…頑張ってな?
彼女とは大丈夫やと思ってた。
メンバーや家族にしか言えへん関係やけど。
それでも僕らは続くと信じとった。
彼女が悩んで苦しんでるのに気づかんかった。
その日は突然で、ツアー中に電話が掛かってきた。
それでもライブがあかるから出られへんくて。
終わって直ぐに掛けたら…。
A「ごめん…ッ…もう無理や」
坂田「ぇ…」
A「必死に耐えた…せやけど、無理やった」
その時、初めて知った。
彼女は1部ファンから嫌がらせを受け取った。
それに気付かへんかった。
友達に戻るって言って初めて会った日。
彼女の顔から笑顔が消えとった。
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作者名:プリンター | 作成日時:2023年1月18日 13時