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きゅんと夕日 ページ16

あの日から一週間、ついにこの日がやってきた。

「あ、今日の放課後室長集会あるから松村とジェシー忘れんなよー。」

「はーい。」「はい。」

頭の中でファンファーレが鳴り響く。

今日は体育があるし、嫌いな授業が2限続きだから萎えてたけどもうそんなのどうでもよくなった。

放課後が楽しみすぎる。

HRが終わった瞬間、速攻でスマホを取りだし優吾くんに委員会で遅れる旨を伝える。

直ぐに既読が着いてまた可愛いスタンプが送られてきた。

「慎太郎、先生に遅れるって言っといてー。」

「はいよ!」

「ねえ、そういえば2人はなんの部活なの?」

「俺らバスケ部だよ。」

ジェシーくんのバスケ姿…。

想像するだけでかっこいい。

高身長を活かして得点を稼ぐジェシーくんの姿が容易に想像できる。

「A、ジェシー頼りないかもだからちゃんと話聞いてくるんだよ?」

「ぅえ?!ひどくね?!」

「うるせぇよ!」

耳がキーン、となるほどの大声で笑い合う2人。

その場所が私ならいいな、なんて。

森本くん、優しいなって思ってたのに次は彼にヤキモチ妬いたり。

恋する乙女の心模様は、お天気よりも予報が難しいらしい。

「な、Aもそう思うだろ?」

伸びてきた長い腕がぎゅっと私の肩を掴んだ。

そしてそのままジェシーくんの方へ引き寄せられ、ぐっと距離が縮まる。

一瞬の出来事に頭がパニックを起こす。

「ジェシー、Aびっくりしてるから。」

「あ、ううん、大丈夫。」

気にしてない素振りをしながら、頭の中はさらにジェシーくんのことでいっぱいになった。

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設定タグ:SixTONES , ジェシー , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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さやか - 更新楽しみにしてます!!今一番大好きな小説です!次の展開が楽しみです!!! (2020年3月11日 3時) (レス) id: c6815205a2 (このIDを非表示/違反報告)
しちみ - 毎日投稿されるのを楽しみにしてます!! (2020年3月7日 1時) (レス) id: 50d56e7659 (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます! (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - まるさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます! (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミスト x他1人 | 作成日時:2020年2月2日 21時

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