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「じゃあ、今年1年はこれでいくからなー。」
森本くんとわちゃわちゃしてる間に、どうやら男子の室長が決まったらしい。
誰になったのか気になり、黒板に目をやると担任の汚い字で『ジェシー』と書かれていた。
嘘だと思い、目を凝らしてもう一度見る。
ジェシー。
私は惚れた相手と友だちになることができただけでなく、同じ室長として活動していくことになった。
私大丈夫かな、生きていけるかな。
「えっ、ジェシーが室長やんの。」
「そうみたい。」
「へえ、部活もやってるしそっちに専念したい派だと思うんだけど。」
珍しいこともあるんだな、と呟く森本くんはなにか言いたそうに私を見ていた。
けど、私の頭の中はもうお祭り騒ぎ。
ジェシーくんと二人でいる時間ができるってだけでも嬉しすぎるのに森本くんが言うには珍しいらしい。
ということは、ちょっと期待してもいいんじゃないか？
少なくとも嫌われてないということは分かった。
それだけでもだいぶ収穫できた。
「Aさん、もう機嫌は直った？」
「うん、完璧。」
今日のお礼に、明日は私が購買でなにか買ってこよう。
頭の中で財布の残高を思いだしながら、ちらほらと起こる拍手を聞き流していた。
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さやか - 更新楽しみにしてます！！今一番大好きな小説です！次の展開が楽しみです！！！ (2020年3月11日 3時) (
レス) id: c6815205a2 (このIDを非表示/違反報告)
しちみ - 毎日投稿されるのを楽しみにしてます！！ (2020年3月7日 1時) (レス) id: 50d56e7659 (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - まるさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミスト x他1人 | 作成日時：2020年2月2日 21時
