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初日から遅刻とか恥ずかし、と自分もそうなっていたかもしれないのに他人事のように思っていた私はその人物の顔を見ようと視線を移したとき。
心臓がどきん、と大きく跳ねるのが分かった。
「おいおい、初日から遅刻とか笑えねぇよ。
どういうことだジェシー？」
「いやあ、落し物しちゃって。」
あはは、といかにもローマ字表記の特徴的な笑い方をする彼は今朝一目惚れしたあの子。
運命、というものは存在したんだ。
いままで兄と散々馬鹿にしてきた少女漫画みたく、キラキラした恋愛なんてって鼻で笑ってたけど。
ごめんね全国の乙女たち、私も今日からそっちの人間だ。
さよならいままでの私。
名前聞けずに落ち込んでた朝の私とは別人のように、私は凄く幸せな顔をしていると思う。
「じゃあ、HR終わるから。
この後は始業式して、今日は終わりな。
分かったら移動しろよー。」
先生の声に一斉に立ち上がるクラスメイト。
私も移動しないと、そういえばあの子どこ行った？
「A、一緒に行こうよ。」
「いいけど、ちょっと」
「慎太郎！」
「おお！ジェシー！今年もよろしくなあ！」
待ってください。
状況が上手く呑み込めません。
森本くんに誘われて、でもあの子を探したかったから教室中わ見回していたら、いつの間にか隣にいて…
あれ、頭パンクしそう。
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さやか - 更新楽しみにしてます！！今一番大好きな小説です！次の展開が楽しみです！！！ (2020年3月11日 3時) (
レス) id: c6815205a2 (このIDを非表示/違反報告)
しちみ - 毎日投稿されるのを楽しみにしてます！！ (2020年3月7日 1時) (レス) id: 50d56e7659 (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - まるさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます！ (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミスト x他1人 | 作成日時：2020年2月2日 21時
