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千冬side
「私も、松野くんに嫌われちゃったかと思った。」
『え…？』
Aさんは、俺の両手を握りながら話す。
「怒らせちゃったし、変な態度とっちゃったし、
もう話せないかと思ったの。
けど、またこうやって話せてるのがすっごく嬉しい。」
俺ら、全く同じ気持ちだったんだ。ほんとにお互い様だ。
お互いが自分のせいにするし、お互いに嫌われたと思ってた。
「仲直りできて良かった。
私はもう、来月受験が迫ってるから、また遊べないけど、
絶対に受かって、松野くんに1番に報告するから。」
Aさんて、優しすぎるな、
「だから、いい報告待ってて？」
『はっ、はい！』
よかった、本当によかったよ。
気がつけば俺も涙止まってるし、
「私からの誕生日プレゼント、受け取ってくれる？」
『あ…、ありがとうございますっ！』
「じゃあ、あっち行こうか！みんな待ってる！」
こうやって話させてくれた、エマちゃんとヒナちゃんと
タケミっちに感謝しないと。
俺とAさん立ち上がる、けど、
『ちょ、待ってください』
「え？」
『足、しびれて、』
「ふっ、」
『なっ、何笑ってんすか！！』
「何その体制！」
ビリビリして動けねえ！！
膝は曲げたままで、行き場のない両手。
そんな俺をみて笑うAさん。
するとAさんは笑いながら、どこからか
孫の手を持ってきた。
『辛いんです！
……ちょっと！なんすかその孫の手は！
待って！つつかないで！Aさん！』
「あははっ！！」
なんだこの人！？かわいいかよ！
いつからこんないたずらっ子に……！
？「なになになんか楽しそうな声聞こえるー！」
ドアが開き、エマちゃん、ヒナちゃん、タケミっちの
3人が入ってきた。
エマ「…何この状況、」
『Aさんが痺れてる俺の足攻撃してくる！
いじめられてる！助けて！』
「いじめなんて聞き捨てならないよ松野くん！」
『その右手に持ってる孫の手が証拠っすよ！！』
「届かないところが痒いだけだも〜ん。」
そう言って孫の手で背中かいてる。
武道「…なんか、前より仲良くなった？」
エマ「それ思った…。」
ヒナ「ふふっ、楽しそう。」
無事に俺の足の痺れは消え、お菓子教室を出た。
お菓子教室も、今日は終わりが近づいているようで、
来た時よりも賑やかな声は少なかった。
「プレゼント取ってくるから、少し待ってて。」
Aさんは、またお菓子教室に入った。
すると、3人が安堵の表情で俺を見ていた。
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えび天(プロフ) - 華恋さん» 華恋さん、ありがとうございます！華恋さんの応援のおかげでございます😭コメントもすごく力になりました💪🏻🔥番外編もぜひよろしくお願いします🙇♀️💗 (9月23日 23時) (
レス) id: 92c34ba689 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - 完結おめでとうございます！素晴らしい作品を最後まで見届けることができてとっても嬉しいです🥰番外編も楽しみにしております💕えび天様もどうか無理をなさらず、頑張ってください！これからも応援しております✨ (9月19日 22時) (レス) @page26 id: 92a816f288 (このIDを非表示/違反報告)
えび天(プロフ) - ayastさん» コメントありがとうございます♪お陰様で完結することができました！番外編もよろしくお願いします💗 (9月15日 19時) (レス) id: 92c34ba689 (このIDを非表示/違反報告)
ayast(プロフ) - 完結おめでとうございます‼︎番外編も楽しみにしています😊 (9月14日 7時) (レス) @page26 id: af36fdec29 (このIDを非表示/違反報告)
えび天(プロフ) - ゆっちさん» コメントありがとうございます♪ドラケンくん…場地さん…いいですね…！ぜひ参考にさせていただきます💞 (9月7日 19時) (レス) id: 92c34ba689 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えび天 | 作成日時：2023年8月13日 23時
