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Noside
千冬「みっ、溝中四人衆…！？」
そう、遅れて会場に入ってきたのは、
千堂、山本、山岸、鈴木の4人だった。
アツシ「よっ、久しぶり！」
山岸「タケミチ泣きすぎWWW」
タクヤ「すっごい似合ってるね、」
マコト「涙でビッショビショじゃんか」
武道「あ…やっと、やっと来たのかよ…！」
溝中四人衆は、タケミチがこっそりと招待していた。
現在の四人衆の住所がわからないため、千冬は
招待状を送れなかったが、
こうやって来てくれたのに嬉しく思えた。
千冬「ま、まじか…、」
溝中四人衆は、空いている席に座る。
「千冬くんのお友達？」
千冬「はい、そうです。
同じ東卍入ってて、タメで、仲良くしてくれてました。」
「ふふ、そうなんだね。見るからに仲良しそうだもんね。」
千冬とAが微笑みながら話しているところを、
溝中四人衆は穴が空くほど見つめていた。
山岸「あれが千冬の嫁さん？」
武道「そうだよ」
散々みんなの前で大号泣したタケミチも、涙を拭いながら
溝中四人衆の近くの席に座った。
山岸「まてまてまて聞いてない綺麗すぎじゃね？」
マコト「千冬のヤローどこであんな綺麗な人捕まえたんだ？」
タクヤ「お似合いだね。まじで綺麗。」
アツシ「めちゃめちゃ幸せそうじゃん…！」
溝中四人衆も会場に入って、ついに招待者らは
全員集合した。
その後も順調では無いが、マイキーは、それはもう
ゆるーく司会を進めていった。
思い出のスライドショーとか、新郎新婦のスピーチとか、
もう、色々だ。
あとは、溝中四人衆からのサプライズもあったとか。
こうして、千冬とA結婚披露宴は、幕を閉じた。
千冬「…お疲れ様でした。」
「お疲れ様、楽しかったね。」
千冬「はい、みんなもすごく楽しんでくれたみたいですし、
俺ももう目ぇ腫れそうです。」
「ふふ、私も。泣きすぎちゃったかな。」
結婚披露宴を無事終えた千冬とAは、
千冬の運転する車内で、話していた。
千冬「…じゃ、婚姻届、出しに行きますか。」
「えっ、ほんとに？」
千冬「はい。行きましょう。」
明日からAさん、学校？」
「……うーん、
だけど、もう終わりなんだ〜…。」
千冬「え？」
「理由は明日わかるはずだから、まだ秘密ね。」
千冬「えっ、は、はい、」
Aの言うことが気になる千冬だったが、
婚姻届を提出するため、市役所に車を走らせた。
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作者名：えび天 | 作成日時：2023年9月13日 23時
