記憶20 ページ22
フードコートにて
江「何食べる？」
フードコートにつくやいなや、えぐぅが急にワクワクし始めた…
『なんでえぐぅ急にワクワクし始めたの？』
裕「わかんないけど…カレーあるからじゃないかな？」
『カレー？』
私が聞き返すと、今度は梅原さんが答えてくれた
梅「うん…江口さん、カレー愛してるから…」
上「カレーの妖精ですからね…w」
『そうだったんだ…ww』
私たちがそう話している間に、えぐぅはもうカレーを頼んでいた…
(いや！はやいって！！)
江「Aちゃんは何にする？」
とえぐぅがきいて来たので、私はテキトーにオムライスにしておいた。
それぞれ頼んだものを食べ終わった後に、えぐぅが珍しく(？)真面目そうな顔をした。
『えぐ「Aちゃん…」
『うにゃ！？』
江「そろそろ、僕たちのことについて話しておかなくちゃいけないかなっておもって…本当はもうちょっと早くに言いたかったんだけど…」
そう切り出したえぐぅは少し間を開けてから再び口を開いた…
江「僕達のお仕事は、
声優なんだ…」
『…………………………え？』
私は耳を疑った…だって、声優さんというのは、つまり、芸能人とそう大差なくて、好きな人はすっごく好きで…
まとめると、私なんかとは格が違う人だ…
そんな人と本当に一緒に住んでいてもいいのだろうか…
私の頭にはその疑問だけが残った…
その後、えぐぅが何を言っていたのか、ほとんど覚えていないが、大切なことはほとんど聞いていた……と思う…
私が不安そうなのを察したのか、内山さんは
内「大丈夫だよ！声優って言っても僕達、家族に変わりないから！！」
と言ってくれた。
記憶喪失というのもあるのかもしれないが、その言葉はとても新鮮に感じた…
そして何故か心が温かくなっていくのを感じた…
『…はい…ありがとうございます！』
(そうだ…私たちは仮にも家族…大丈夫…きっと…)
私たちは机を片付けて帰宅した。
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うたつき(プロフ) - 皆様、初めまして！うたつきです！いつもお世話になっております。これから、良いスパンで更新していくつもりなので、見捨てないでください(泣)これからもよろしくお願いします！ (2020年10月11日 20時) (
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作者名：うたつき | 作成日時：2020年4月5日 5時
