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ハッと思い口を塞いだものの時すでに遅し。
心の声が漏れてしまっていた。
私の声に気づいて、後ろを振り返ったお客さんにまた声が出そうになりもう一度口を塞いだ。
(なんだっけ!ふ、深澤さんだ!!)
前と同じように帽子目深に被りとマスクを身につけて不審者みたいになっている深澤さん。
私の顔を見て数秒後に何かに気づいたような顔をした。
『あ!からあげ棒のお姉さんだ!』
「…は?」
『あ、すいません。この前からあげ棒譲ってくだ
さった方ですよね?』
「まぁ、はいそうですけど。」
『その節はありがとうございました。』
「いえいえ、からあげ棒ごときでプンスカしてる
歳でもないので(笑)」
『ちゃんとお礼もしなくてすいませんでした。て
いうか食べたかったです?からあげ棒(笑)』
「まぁ、あったらって感じですけど」
『僕でラス1っぽいのであげますよ!』
「いやいや、いいですよそんな(笑)」
『貰ってください(笑)、この前のお礼なので』
「あ、じゃあありがとうございます?」
『いーえ、じゃあ僕はこれで』
店「ありがとうございましたー」
「あ、てかお金からあげ棒の分払って貰っちゃっ
たな、SnowManに(笑)」
(高頻度で同じ場所で会うってことはこの辺に住んでるってことだよね?美香ちゃんに内緒にすることが増えるな(笑))
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かに(プロフ) - 杏奈さん» はじめまして。読んでいただきありがとうございます!すんごい嬉しいです。これからもよろしくお願いします<(_ _)> (2020年7月21日 23時) (レス) id: a7dda11994 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - はじめまして。この作品、とても好きです。思わず笑ってしまったり、ニヤニヤしたりしています笑。これからの展開が楽しみです。これからも楽しみにしています!更新頑張って下さい!! (2020年7月21日 21時) (レス) id: aadbdb729c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かに | 作成日時:2020年7月12日 16時