121_sr ページ21
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SR「あんたはいつまでここにいる気よ。」
会計の机の下、
メイド服をぎゅっと握りしめて、
膝を抱えているグク。
JK「もう少ししたら出る。」
SR「それ言うの５回目。」
そう言うと上目遣いで睨みあげてくる。
SR「はぁ〜怖い怖い。…あ、いらっしゃいませ！
こちらにかけてお待ちください。」
女子生徒２人は目の前の椅子に腰かけた。
『さっき外歩いててパッて上見たらさ、
屋上にカップルいてさ〜ほんと羨ましいわ。』
『屋上って立入禁止じゃん。
あ〜そゆとこにスリルを感じて楽しんでんのかな。』
…おいAとミンギュだろそれ。
『おい！俺飯まだなんだけど、お前は？』
大きな声で話し始める男子生徒の声が廊下から聞こえる。
『あー俺もまだだよシフトのせいで。屋上いく？』
『さっき俺そう思って行ったらカップル抱き合ってて逃げてきた〜』
…おいおいおい。
チラッと下を見ると、
変わらず石像と化しているジョングクの姿。
グクはAたちが屋上にいるの知らないはず。
SR「グクちゃん、そんなんなら探しに行ったら？」
JK「………。」
そしてグクは膝に顔を埋める。
SR「子供かよ…あ！いらっしゃいま………せ？」
お客さん来た！と思って、
慌てて表情作って顔を向けたその先にいたのは、
TH「やった、大当たり。」
ひひっと笑うテヒョン先輩。
…何が大当たりだかは知らないけど。
TH「グギがサラちゃんとシフト同じって言ってたから
いるかな〜って来てみたら、ほんとに会えた！」
………どうしよう不覚にもかわいいと思ってしまった。
下を見るとテヒョン先輩が来たのにも動じずに安定の石像グクさん。
SR「先輩……A見ませんでした？」
TH「先輩呼び禁止だってば。」
SR「…はいはい、オッパ。」
何やらにんまり満足気な笑顔。
TH「あーAならさっき、
屋上に出る階段登ってくのは見たけどそれっきり。」
((ガタンッ))
SR「わっ？！」
いきなり飛び上がる机を慌てて抑える。
先輩の言葉で何かピースが全部繋がったのか、
急に机の下から飛び出したグクは、
テヒョン先輩の手にメイド服を押し付けると、
JK「ヒョン！これ…うん、とりあえずよろしく。」
そう言って教室から駆け出して行った。
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いちごうゆ(プロフ) - ぽんたさん» いえいえ！僕のよりずっとお上手ですよ！ (2019年2月14日 23時) (
レス) id: 30e6976dfb (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - (名前)いおりさん» ありがとうございます！書き溜めが色々あるので、検討してみますね！本当にご意見も感想も嬉しい限りです、ありがとうございます！ (2019年2月14日 19時) (レス) id: 02c4569023 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - はるはるさん» 1番だなんて！！嬉しいです！！番外編とは、グクと主人公のこの後、でしょうか？ジスとジミンのお話も公開してるので良かったら読んでみてください！ (2019年2月14日 19時) (レス) id: 02c4569023 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - cookyさん» 嬉しいコメントありがとうございます〜〜！コメントのおかげで頑張れています笑 (2019年2月14日 19時) (レス) id: 02c4569023 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - いちごうゆさん» そんな〜本当にありがとうございます嬉しいです！！！語彙力だなんて…読み返したら誤字脱字多くて、本当に申し訳なく思っております笑 (2019年2月14日 19時) (レス) id: 02c4569023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんた | 作成日時：2019年1月6日 23時
