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久しぶりに一人で登校して、
重い扉を押し開け靴を履き替える。
SR「A！」
サラの声と、駆けてくる足音に顔を上げた。
「…あ〜サラ、おはy…」
SR「ちょ、…待って、とりあえず行くよ。
ソユン、なんかうまく言っておいてほしい。」
ソユンも深刻そうな顔でサラを見てゆっくり頷く。
私の顔を見たサラの目はみるみる丸くなって、
そのまま私はサラに手を引かれ走る。
「え、サラ早く行かなきゃ出欠…」
SR「それどころじゃないの！」
連れてこられたのは部室棟。
SR「入って。」
サラは誰もいないバスケ部の部室に私を入れて
ロッカー前のベンチに座らせると、
給湯室に入っていった。
何が何だか分からないけれど、
こんな状況でさえ昨日を思い出してため息が出る。
SR「…目、閉じて。」
隣に来たサラの言う通りにすると、
ヒヤリとした感覚がまぶたを覆う。
「…ひっ！…ねえ、サラ。」
SR「はい、自分で押さえて。」
…どう言う状況よ。
SR「あんた今日起きてから鏡見たの？
ほんと、声かける人間違えたかと思ったわ。」
「…なんでよ。」
押し当てた氷の袋をそっと離して、
SR「はい、今度はこっち。」
そう言って蒸しタオルを渡す。
SR「二重幅どころの話じゃない、一重よ。
ぱっちり二重のあんたが！！それとそのクマ！！
…ソユンも心配してたよ。
多分今頃出欠とってるけど、担任に上手く言ってくれてるはずだから、教室戻ったらちゃんとお礼言いなね。」
サラは少しタオルを私の目から離して、
目の前に鏡を突き出す。
「……うん。」
誰だよ、自分の中でもそうツッこんでしまった。
はぁ…と息をついて、
心配そうな顔で私をじっと見つめるサラ。
SR「…言ってみな、ゆっくりでいいから。」
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いちごうゆ(プロフ) - ぽんたさん» いえいえ！僕のよりずっとお上手ですよ！ (2019年2月14日 23時) (
レス) id: 30e6976dfb (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - (名前)いおりさん» ありがとうございます！書き溜めが色々あるので、検討してみますね！本当にご意見も感想も嬉しい限りです、ありがとうございます！ (2019年2月14日 19時) (レス) id: 02c4569023 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - はるはるさん» 1番だなんて！！嬉しいです！！番外編とは、グクと主人公のこの後、でしょうか？ジスとジミンのお話も公開してるので良かったら読んでみてください！ (2019年2月14日 19時) (レス) id: 02c4569023 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - cookyさん» 嬉しいコメントありがとうございます〜〜！コメントのおかげで頑張れています笑 (2019年2月14日 19時) (レス) id: 02c4569023 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - いちごうゆさん» そんな〜本当にありがとうございます嬉しいです！！！語彙力だなんて…読み返したら誤字脱字多くて、本当に申し訳なく思っております笑 (2019年2月14日 19時) (レス) id: 02c4569023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんた | 作成日時：2019年1月6日 23時
