出会い ページ1
桜が舞うこの季節
私は高校二年生になった
高校二年生って青春って感じがする
たった一度きりの高校二年生を楽しまないと！
？・おはよ！A！
振り向くとそれは幼馴染の佑亮だった
A・おはよ！今日も元気ですね笑
佑亮・俺から元気無くなったら悲しいくせに！
A・まあね笑
佑亮・クラス替えかー！またAと一緒になりたくねーな！！
A・何それ！私だって、佑亮と一緒になりたくないし！
佑亮・素直になれよ笑
本当は俺と一緒がいいんでしょ笑笑
それには反論できない
なぜなら幼馴染の佑亮とこれまで一緒にいて、
最近気づいたんだ。
佑亮の事が好きって
本当は一緒になりたくないとか言いながらも
一緒になりたい。
ずっと佑亮の笑顔を隣で見ていたいって
思ってしまう。
案の定、クラスはまた佑亮と同じだった。
佑亮・またAと一緒か！！！
A・本当は嬉しいくせに！
佑亮・は、はぁ？そ、そんな訳ないだろ！？
A・照れてる笑笑
佑亮・うるせぇ！！
教室に入ると、女子の声が騒がしくなった
それは佑亮のせいだ
佑亮は意外と女子人気が高い
何回私が女子に目をつけられた事か。
でも、その度に佑亮は心配してくれた
そういう所に惚れたのかもしれない
休み時間、私は決まっていく場所がある
それは図書室。
友達と話すのも楽しいんだけど、
こういう時間も必要だと思う。
いつもは誰もいない図書室なのに
今日は誰かいる様子
男子かな？
その人を気にしながら読みたい本を手に取り、
その人の近くの席に座った。
私は黙々と本を読んでいた。
？・その本面白いよね。
急に口が開いて、私は驚いた。
A・は、はい。
？・名前は？
俺の名前は海。小笠原海。
A・Aです。
海)いい名前だね。何年生？
A・二年生です。
海)俺、三年生。よろしくね。
海先輩は笑った。
佑亮と笑った顔が似てる。
私は新しい出会いをした。
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作者名：なつすけ | 作成日時：2018年9月16日 15時
