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『今の、切ってよかったの？』
「急に任務が入っただとよ。俺は今日明日は絶対に休むって言ってたのによぉ…聞いてなかったのかあいつ…あとで絶対しめる」
Aは勝己をまあまあ、となだめる。
なんにしろ、今日は休日なのだ。
『気にせずに、ゆっくり、休もうよ』
「…そうだな」
勝己はそう言うと、ベッドを抜け出し、リビングへと向かう。
きっと、これから朝食を作るのだ。
Aは起き上がると、大きくのびをする。
そして、カーテンを開ける。
今日はいい天気で、朝日が気持ちよかった。
Aはよし、と言うとリビングへ歩いた。
美味しそうな音と共に、一人言が聞こえる。
「ったく……あいつめ……」
まだ怒りは収まっていないようだった。
Aは苦笑しながら、顔を洗いに、洗面台へ向かった。
顔を洗い終わったAは、リビングへ向かう。
勝己はちょうど、朝食を食卓に並べ終わったところだった。
「A、食うぞ」
『わぁ……おいしそう』
いつものように、おいしそうな朝食。
それを二人で他愛もない話をするのが、最近の土日の朝。
この、どうでもいい時間が、心地よくて仕方なかった。
「おい、置いてくぞ」
『分かったから、待って』
土曜日の夕方になった。
今日はめずらしく、夜中に外出をするようだった。
夜中は大体、Aの家で過ごすのだが。
ふだんと違うのもまたいいな、と思いながらAは勝己についていく。
勝己はマンションの階段をテンポよくおりる。
エレベーターは人かいる可能性が高いので、勝己はあまり使いたがらない。
ヒーローになったから、なんだか居づらいのだ。
それもまた一興、Aはそう思っていた。
勝己がどう思っているのかはまた別だが。
「乗れ」
勝己がそう言って、高級そうな車のドアを開ける。
そして、Aに手をさしのべる。
エスコートをする、ということなのだろうか。
Aはその手を取り、車に乗り込む。
運転席には、優しそうな初老の男性がいた。
彼はこちらを振り返り、Aに笑いかける。
優しそうな人でよかった。
勝己の容赦ない攻撃を、笑って返せそうな人で、よかった。
Aは、運転手に安心をして、ほっと息をはく。
勝己はAのとなりに座り、運転手に車を出すよう指示する。
車はゆっくりと走り始めた。
今日の、大事な会場へと。
その前に、勝己はとあるところに寄った。
それは、少し高級なドレスなどが置いてある店だった。
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引きこもり隊 - 最後「幸せに笑ってろおおぉぉぉ！！！！」って思った。神すぎる。天才。 (2022年8月23日 20時) (
レス) id: af8345609d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - え？？？神ですか？あ、神ですね！( ´∀`)ﾊﾊﾊ好きです（唐突な愛の告白←） (2020年11月30日 17時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - めっちゃ面白いです！！更新頑張ってください！！ (2020年9月13日 7時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - 読んでて面白くて、更新されるたびにとても嬉しくなります！更新頑張ってください！ (2020年9月9日 6時) (レス) id: 935a46d4ab (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 読んでて凄く面白かったです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年1月24日 19時) (レス) id: 07869dbeb9 (このIDを非表示/違反報告)
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