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15 貴方side ページ17

どこだ?ここ…ん?あれは…ガキの頃の俺…松陽に拾われる前だ
あぁ…これは俺の忘れたくても忘れられない記憶ばっかり…親からの暴力から逃げた先が戦場で戦って奪ってを繰り返してたなぁ〜…そっから松陽に拾われて皆と過ごしたけど…松陽は連れて行かれて…攘夷戦争にでて…目の前で松陽がしんで…敵として虚として俺達の前に出てきて戦って…本当に忘れたいよ…忘れられないけど…

A「松陽のばーか…」

人の気配がする…

A「誰だ?」

?「クフフ…これは貴方の記憶ですか?」

A「あぁ…」

?「散々な人生ですね」

A「かもな…でも、得たものもあるからそうとは思わない…何回も絶望したけど手を差し伸べてくれた人がいたから今の俺がいる」

?「君と僕は少しだけ似てるかもしれませんね」

A「絶望ってとこか?」

?「おや、なぜそう思ったのですか?」

A「目だな六って入った目は初めてみたモルモットか?…だけど色は好きだぜ?大切な人たちの色だからな!優しくて強くて何かあれば駆けつけるヒーローみたいな人たちに」

?「?!クフフフよく分かりましたね、本当に面白い人だ僕は六道骸です」

A「俺はAよろしくな」

骸「Aとは仲良くしたいですね」

A「なら、全部話すよ俺の過去を」

俺は骸に過去の話をした天人から攘夷戦争、最後の戦いでしんだことを

骸「その背中にたくさんのものを抱えすぎです」

A「癖だな…気づいたら大切なものをたくさん抱えてる嫌な気はしねぇからいいけどな」

骸「なら、僕にも抱えさせてくださいよA」

A「それは無理だな」

骸「なぜです!?」

A「俺が抱えるから意味があるんだ」

骸「そうですか…では、僕の話もしますか」

そう言って骸の話を聞いた

A「骸、何かあれば頼ってくれよ?お前みたいに自分が悪役になればいいって周りのやつの事を考えないで行動するのだけはやめてくれよな?お前が救った二人にとってお前はヒーローなんだから…それがもし骸にとって相談できない原因なら骸のヒーローは俺がなってやる」

A「てめぇは一人じゃねぇ大人を頼れいいな?」

骸「えぇ、A君に何か起きたときは僕が必ず助けます!だから呼んでください僕のことを」

A「楽しみにしてるぜ!ん?身体が透けてきた」

骸「起きる時間みたいですね…Arrivederci」

A「おう!またな!」

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作者名:ひびき | 作成日時:2023年1月15日 23時

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