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おばあちゃん「なら、早くもらってもらわんばたい。」
A「うん…そうだね。そうなればいいね。」
おばあちゃん「そがん悠長な事言っとったら、縁も切れてしまうけんね?」
母「向こうにもタイミングとか色々ある方なのよ。」
おばあちゃん「なんね、また芸能人ね…。この前別れた人も、顔は良くてもつまらん男やったたいね。テレビ出てくる度、ムカムカしてたまらんとよ。とにかく、おばあちゃんは心配かよ…。で、今回は誰ね。」
また知りたいのか…。トモの時も、こんな感じで名前言わされたんだよな。
A「えっ?」
母「観念しなきゃ。」
A「おばあちゃん、知ってるかな…」
母「とにかく名前言わないと、ずっとしつこく聞いてくるわよ。」
お母さんとコソコソ話してたら、
おばあちゃん「聞こえとるよ?」
A「ごめん、ごめん。おばあちゃん知ってるかなって。笑」
母「おばあちゃん、結構テレビ見てるから知ってるかもよ?」
A「そうだね。あのね、おばあちゃん。平野紫耀さんって言う方とお付き合いしてるの。King&Princeって言うグループの人なんだけど…。」
おばあちゃん「あの子ね?ジャニーズの新しかグループの!」
A「知ってるの?おばあちゃん、流石だねー」
おばあちゃん「知っとるよー。最近よく出とらすたい。でも、若すぎないかい?一体幾つなんだね?」
A「21歳…」
おばあちゃん「ありゃまぁ、こりゃたまげた…。」
言葉を失うおばあちゃん。
母「まぁ、年齢はあまり関係無いでしょ。アハハハハ」
A「そうそう。私の精神年齢が低いから、丁度いいぐらいだよ。」
おばあちゃん「そうかい…。今回もダメなようだね…。」
うっ、いつもおばあちゃんは、ズバズバと言ってくれるな。
A「アハハハハ。どうだろうねー」
母「アハハハハ。もう、この話はよしましょうよ。」
おばあちゃん「とにかく、傷つくことのなか事せんばよ?泣き目にあうとは、いつも女の方けんね?分かったね?もし、別れることになったら、シンジにもらって貰わんえばよかたい。」
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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年11月2日 10時