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A「ありがとう。熱出すぐらい泣いてくれたんだ？でも何かゴメンね？」
大ちゃん「勝手に泣いて熱出したんだから、気にしないで？でも、運命ってものをしみじみ考えさせられたわ…。まさか、結ばれない運命の方だったなんて思わなかったけどね。切ないわー。子供達が結ばれる為に紗季と智也は結ばれない運命だったのね…。あー、また涙が…。私ったらいけないわ。しかし、私の運命の相手はどこにいるのかしら？もちろん、結ばれる方のね。」
上を向いて、涙を拭う仕草をしている。笑
A「私もこんな運命を背負ってる役だったなんて、ビックリだったの。演じててもツラくてツラくて。でも、最終回は何だかスッキリだったよ。この役を演じさせて頂けて本当に良かったな。それにしても大ちゃんの運命の相手は、どこで寄り道してるんだろうねー。」
大ちゃん「全くだわ！Aは、もう出会っちゃった感じなの？運命の相手に。」
A「うん！ごめんねー。お先に出会っちゃった。えへへ。」
大ちゃん「何がえへへよ！ムカつくわー！丸坊主にしてやろうかしら！」
鏡越しに、本当に悔しそうにする大ちゃん。
A「アハハハッ。ごめんねー。許して？」
大ちゃん「Aの髪好きだから、悔しいけど刈れないわっ！ねぇ、もう次の作品決まってるの？」
A「ううん。しばらくは音楽活動だよ。」
大ちゃん「あら！またそれはそれで楽しみだわ。泣き歌お願いね！オカマも泣けるやつにしなさいよ？」
A「はぁい！頑張りまーす！」
大ちゃん「ところで、どんな彼氏なのよ？あっ、あの平行線の彼？」
A「うん。そうそう平行線の彼だよ。笑」
大ちゃん「でも、浮気者で変態なんでしょ？あんた大丈夫なの？そんなのに運命感じちゃってるんでしょ？」
A「アハハハッ！大丈夫だよ？ラブラブだしイケメンなのー。」
大ちゃん「全然大丈夫な要素ないじゃない！」
A「アハハハッ」
大ちゃん「まったく…この子は。もう好きにしなさい！」
A「ありがとー、お母さん」
大ちゃん「チョット！産んだ覚えないわよ！まだ私は生娘なんだから！」
A「アハハハッ」
大ちゃん「まぁ、幸せそうだから良かったわ。その変態にヨロシクね。オカマからって伝えてちょうだい。」
A「うん！」
大ちゃん「よし出来たわ。完璧。さすが私。」
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年10月8日 0時
