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翌日、顔合わせとスチール撮影。
ドラマ題名は、運命 に決定。台本も頂いた。
涼真「初めまして。竹内涼真と申します。宜しくお願いします。」
A「Aと申します。こちらこそ宜しくお願い致します。」
涼真「挿入歌聴かせてもらいました。素晴らしい!いやー切ない。感動しました。」
A「ありがとうござます。このドラマをイメージして歌詞書いたんですけど、ドラマに寄り添える歌になれればなと思うんですけどね。」
涼真「なります、なります!
僕、Aさんとの共演、本当楽しみにしてました。ドラマ 運命 一緒に盛り上げて、存分に切なく頑張りましょうね。」
A「ありがとうございます。はい頑張りましょう。宜しくお願いします。」
スタッフ「スチール撮影始まります。宜しくお願いします。」
白のワンピースに着替えて、髪はストレート。
スタッフ「竹内さんとAさん、抱き合ってもらって、Aさんは泣き顔で。竹内さんは、苦しそな切ない表情でお願いします。」
A「初対面で何か照れますね。」
涼真「そうですね。僕あり得ないくらいドキドキしてますよ。ご存知だと思いますが、Aさんの事ずっと憧れの女性ですから。」
カメラマン「はい、じゃあお願いします。良いですねー。じゃあ、別角度でもう一枚。」
カシャ、カシャ。
たくさんのシャッター音がなる中、竹内さんの胸に耳を付けている私には竹内さんの胸の音がすごく聞こえて、こっちまでドキドキする。
集中しなきゃ。私は、カメラ目線で涙をスッーと流した…。
スタッフ「はい。オッケーです。」
竹内さんと一緒にカメラマンの所に行き、先程撮影した写真を確認。すごく切ない写真がそこにはあった。しかし、いつの間にか2人が見つめ合って微笑んでる写真も撮ってあって、これもいいねーと言われている。オッケーの声が掛かった時に自然と竹内さんと2人で笑いあった所を取られてたんだな。
結局2パターンとも採用って事になった。
涼真「お疲れ様です。写真流石ですねAさん。それと、お願いなんですが、僕の事名前で呼んでもらえませんか?」
A「お疲れ様です。そんなそんな。竹内さんも素敵でしたよ。竹内さんを名前でですか?」
涼真「はい。涼真がいいです。」
A「分かりました。じゃあ、涼真君で。」
涼真「ヨッシャー」
涼真君、可愛いな。
マネ「竹内さん、Aのマネです。宜しくお願いします。」
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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年8月16日 18時