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みんなとバイバイして、駐車場まで紫耀君と一緒に行く。
紫耀「こちらが俺の車になります。」
一台の高級車のドアをスマートに開けてくれる。
A「ありがとう。お願いします。」
紫耀「俺、運転得意ですから、安心して乗ってて下さいね。」
A「ふふ。はい。家は、〇〇の〇〇。マンションは、〇〇〇〇って所です。地下にそのまま車で入ってもらえるかな?」
紫耀「了解です。ナビ設定します。じゃあ、出っ発‼」
運転する横顔もカッコイイなー。腕も凄く筋肉質なんだなー。つい見てしまった。
紫耀「あのー。勘違いだったら恥ずかしいんですけど、確認したくて…もしかして、見てくれてます?俺のこと…」
A「あっごめん。つい見てた。」汗
紫耀「イヤ、謝らないで下さい!もっと見て下さい。見放題です。」
A「見放題って。笑」
紫耀「俺を見てくれてるAさんを見放題返ししたいんですけど、残念ながら運転中なんで出来ません。なので、Aさんだけどうぞ!」
A「紫耀君って、スゴイ面白いよね。笑」
紫耀「みんなからは、天然とかバカとか言われます。コンプレックスです。」
A「私は、そんな紫耀君が楽しくて好きだな。みんなもきっとそうなんだよ。」
紫耀「好き…って今…。じゃあ、両思いですか?」
A「あっ、うーん…。その好きではまだないんだ。ごめんね。発言の可愛らしさが好きだなって思ったの。恋愛の好きについては、今日初めて会ったし、好きになるには時間がいる。もっと紫耀君を知った上でないと…。ごめんね。でも、正直に言うとね、恋が始まったかもって思ってるよ。」
紫耀「あっ、そうですよね。また暴走しました。すいません…。でも、恋が始まったかもってこと聞けて、俺勘違いしそうです‼これは、勘違いしてもいいんでしょうか?俺、よく分かんなくて。」
A「うん。でも、勘違いじゃなく、私も紫耀君を好きになりそうだって事。だから、この気持ちがどっちに進むか、紫耀君の事知って行きたいな。」
紫耀「俺頑張ります!俺はAさんって決めてるんで!」
A「…?何を?」
紫耀「あっ、こっちの話です。気にしないで下さい。」
あっぶねー。結婚相手はAさんって決めてる事知られるとこだった。まだ付き合ってもないのに、さすがにヤバイもんな。汗
そう言えば、舞い上がって肝心な事聞いてなかった…。
紫耀「あのー今更ですが、彼氏っていませよね?」
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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年8月16日 18時