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理事長「匠海、ごめんな」



匠海「何で、理事長こいつをここに呼んだのですか」



理事長「匠海、芸能界には色々あるんだ」



佐藤優「じゃあ僕帰るね」



理事長「あ、ありがとうございました」









そして、部屋には二人が残された。









理事長「匠海には悪いことをしたと思ってる。」



匠海「僕は大丈夫ですけど、まいが......」



理事長「まいには悪いことをした.....」



匠海「理事長はまいをどうしたいんですか?」



理事長「別にまいが芸能界で生き続けたいなら俺は反抗してでも必死に頑張るよ。でもそうじゃないなら......」



匠海「まい次第ってことですか」



理事長「そうだね」



匠海「つまり今回はまいの最初の試練かもしれないですね」



















車の中




黒服「せっかく娘に会えたのにあれで良かったのですか?」



佐藤優「僕はトップアイドルだよ」



黒服「でも、本音を言ってもよかったと思います」



佐藤優「トップアイドルに子供がいたってバレたら大騒ぎだからね」



黒服「まぁ、そうですけど」




佐藤優「それに僕は子供の愛し方を知らないから」




黒服「でも、会えて良かったぐらい言ってあげても.......」



佐藤優「それを言ったら僕のトップアイドル人生は終わる気がする」



黒服「まいさんの写真、アルバムに集めてる癖に」



佐藤優「お、お前!何でそれを」



黒服「貴方様のことなら何でも知ってます」



佐藤優「でも、彼女の娘が健康でいてくれて良かった。」



黒服「........はい。」



佐藤優「今度、会うときはトップアイドルの佐藤優としてではなく一人の親として会いに行きたいな」



黒服「...........きっと出来ます」







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作者名:甘蜜 | 作成日時:2017年10月2日 0時

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