糖分取り過ぎ注意報【妖怪ウォッチ】短編集

彼は語る マック【ヤンデレ】 ページ5

危険度:★★★☆☆



マックside


Aは心配性だ。


というのも、もちろん前科があるから言える。


例えば俺が木登りなんかをしたり、自転車暴走レースなんかをしたりすると、すぐに駆けつけて止めにくる。


俺にとって、それは嫌な事なんかじゃない。

むしろ嬉しいというか、心地よいというか＿＿


＿＿とにかく、幸せなんだ。



とくに俺が怪我した時なんか、涙目で必死になって手当てするんだぜ？ヤバイだろ！？


まぁ、Aが心配性なのには複雑な理由があるんだが…それは本人も言われたくないだろうから割愛ということで。


それでさ、マジでAが可愛いんだよ！

だからこそ止められないっていうか、癖になるっていうか…


え？何をって…？＿＿＿自傷だよ。


おい、何驚いてんだよ(笑)

そんなに驚く事か？


…止めろって言われても、なぁ？たとえお前が相棒でも、それは無理なお願いだな。


＿＿俺はAにもっと心配してもらいたいんだ。もっと手当てして欲しいんだ。

そうすればAの頭ん中は俺の事ばっかりだし、何より俺の事しか考えられなくなるってのがまたいいんだよな。


そして、手当ての時に触れるAの手！

っていうか、俺に触れてもらえるってのが正しいかな。とにかく至福。


敢えて言うと、傷が深かったり多かったりすればAに一杯触れてもらえるってことだよな！


嗚呼A、本当に大好き。＿＿＿愛してる。



ん？なんだ、俺が狂ってるって…？


おいおい、いつからそんなこと言うようになったんだよ。

俺達親友兼相棒じゃねぇか！


まったく、俺の考えを否定するとかひでぇな。



あーもう傷付いた、Aに癒してもらお。





あ、あと１つ＿＿＿＿＿



「Aに近づいたり、話しかけたり、触れたりしたらお前を消すぞ。親友兼相棒であるケータ、お前でもな。」




＿＿＿＿＿＿

ケータside



マックは変わった。分かる通り、悪い方へ。


いつから狂ってしまったのだろうか。



まぁ、言える事はただ１つ＿＿＿＿



＿＿＿＿彼が変わったのはAに恋をしてからだって事だ。



…何はともあれ、あまり刺激しない方が良い。



＿＿＿彼は俺もAの事が好きだと言えば、恐らく俺を消そうとするのだろう。


俺達は親友で相棒なはずなのに、見えない壁が俺達の間を隔てているような感じがして、とても悲しかった。







(あぁ、早くAに会いたい)



(親友の心境も知らず、彼は自ら体を傷つける)

共依存 ぬらりひょん【ヤンデレ】→←心配なのだ ぬらりひょん 【ヤンデレ】

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