糖分取り過ぎ注意報【妖怪ウォッチ】短編集

勘違い エンマ大王【ヤンデレ】 ページ1

本編からそのまま持ってきた話です。



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


危険度:★☆☆☆☆


エンマside






どうしてAはいつも他の男と楽しそうに話すんだ。






そう言えばAはどんな反応をするのだろうか。…いや、俺はきっとこの気持ちを伝える事が出来ないだろう。



＿＿＿＿＿Aに嫌われるのが怖いから。




そうやって今まで溜め込んできたこの思い


それが、今溢れていく。



一度溢れたものを塞き止めるのは難しい。




もう我慢できない＿＿＿＿＿＿





A、どうしてお前は俺の事を見ないんだ。
お前が見ているのはケータだけ。俺はこんなにもお前を愛しているのだというのに。



そう思いながら、水晶に映るAに再び目をむける。


ほら、やっぱり＿＿＿＿＿＿



＿＿＿ずいぶんと他の男と楽しそうに話すのな。








いっそのこと、俺しか見えないように鎖に繋いでやろうか いや、でもそんなことはできない。



Aが悲しむだろうから。




けど、これだけは伝えたいのだ。



俺にはお前しかいない。…そう、生涯愛せるのはA、お前しかいないって。









＿＿＿＿あれ、なんか涙が…




今日も俺は一人部屋の中、布団にうずくまり Aを呼び続けるのだ。







俺はこの思いをA本人に伝える事は、一生出来ないであろう。




だけどAを愛している気持ちは変わらないから＿＿＿＿＿




今日も俺は水晶に映るお前を見つめる。







そして呟くのだ。





A、愛していると＿＿＿＿＿









＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「そう言えばA、最近エンマとは上手くいっているの？」



「っ！ちょっと、急になによ…」





「だってA、エンマのこと好きじゃん。」









「そっ、それは…そうだけど(ﾎﾞｿｯ







…でも、なんか最近様子が変なんだよね＿＿＿」









(A、愛している。)








(勘違いから生まれた心の病み)

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