その８ ページ45
神楽「おーっ！綺麗アルなぁー！！」
――無限の銀河に映った数々の輝き。近くに見える束になった星々は天の川だろうか。
外へ出れば、雲一つない儚い星空が彼女達を迎えたのだ。
しばし菫はその美しさにあっけにとられると、微笑んでいた妙が口を開いた。
妙「今日はみんなで近くの繁華街へ夜のショッピングに行こうかなって思って。」
「ショッピング、ですか…」
さっちゃん「菫ちゃんに合う可愛い洋服とかも買ってあげたくて、みんなで提案したのよー！」
月詠「あまりこうやって女子だけで出かける機会も無いから、夜ならそれぞれの仕事も終わっているし大丈夫だろうと思ってな」
神楽「何よりムサイ男共が居ないから気が楽でいいネ」
九兵衛「それは確かに一理あるかもしれないな」
横並びで歩いていた仲間たちがそういった意見を零すと、菫は納得する。
確かに友達とのショッピングなんて、こういった夜のフリーの時間くらいにしか行けない。それに神楽達も神楽達で様々な仕事をしているから、予定が中々合わせられないというのもあったのだ。
すると菫はふと思い出したのか、妙の方を向く。
「妙さん、そういえば『すまいる』のお仕事は？それにツクツクも百華としての仕事が…」
妙「安心して、今日は一日だけ有給休暇をとったからそっちは心配ないわ」
月詠「わっちも同様、休暇を取らせてもらった」
「す、すいません、そんなわざわざ…！」
妙「いいのよー、私もそろそろ仕事疲れしてきてたからたまには息抜きにね」
月詠「菫とこの時間に会うのも珍しいから行きたくてな…まあ最近吉原でもあまり大きな事件は起きていない事だし、気にするな」
きっと大丈夫だろう、と月詠と妙は軽く流して笑う。そんな優しい彼女達に菫は苦笑し、ただただ心の中で感謝したのであった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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紅蓮(プロフ) - 勇者の人さん» よろしくお願いします！！ (2020年9月1日 10時) (
レス) id: 49c4edf061 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - 紅蓮さん» そう言って頂いて本当に嬉しいです、この小説を書けてよかったなぁ…これからも何卒、よろしくお願いします！ (2020年9月1日 6時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - 勇者の人さん» よっしゃ！菫ちゃんをメインキャラにするか！←！？宣伝はいくらでも出します。だって憧れの作者ですもん！勇者の人さんは！ (2020年9月1日 6時) (レス) id: 49c4edf061 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - 紅蓮さん» いえいえ、こんな答えでよかったらいつでも聞いてくださいね！うぇっ、マジですか！？勿論ですよ、もし私の作品もついでに宣伝して頂けたら嬉しいです！！ (2020年9月1日 1時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - 勇者の人さん» ありがとうございます!!参考にさせて頂きます!!あと、話が変わるんですけど、物語に菫ちゃん逹を出してもいいですか? (2020年8月31日 23時) (レス) id: 617591a0dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2020年7月11日 14時
