その５ ページ42
さっちゃん「ちょっとアンタ達何抜け駆けして菫ちゃんと戯れ合ってるのよ！」
羨ましいこの上ないわァァ！とさっちゃんは声を上げて菫の膝に倒れ込む。菫はそんな彼女を見て溜息をつくと、その頭を優しく撫でた。
「…何がしたいんだお前は」
さっちゃん「キャーッもっとその蔑んだ目で私を撫でてェェェ！」
「悪いがそういうプレイなら銀時か総悟君が専門だ」
さっちゃん「どうして…ッ！貴女はドSじゃないの！！？」
神楽「ネキは無自覚系のドSアル」
月詠「メンタル最強のナチュラル系クレイジーサイコパス怪力娘も追加にしなんし」
「長いしヒドくね？」
私でも地味に傷つくわ、とジト目で三人を見る菫。
すると突然、表の玄関が開く。
「あら、菫ちゃんは優しい人よ。淑女だしどんな頼み事も引き受けてくれるし、彼女の兄弟子の銀さんとは大違い。」
神楽「あ、姉御ー！」
うふ、と微笑みを零しながら入ってきたのは可愛らしい着物を来た志村妙に、それについてきた片目ツインテールの女の子だった。
「こんばんは、妙さん。そちらは？」
妙「私の親友の柳生九兵衛、九ちゃんって呼んであげて。九ちゃん、こちらは松平様の補佐官の藤堂菫ちゃんよ」
九兵衛「こ、こんばんは…」
「へーっ、貴女が柳生家の令嬢ですか！会えて光栄です、九兵衛さん。」
九兵衛「そんな…。あ、あの、菫さんの事は前からテレビで観ていて…
その、素敵な人だなって……」
妙「九ちゃんはね、昔から菫ちゃんみたいな強い女性に憧れているのよ」
九兵衛「た、妙ちゃん……！あまりそういう事言わないで…！」
そう説明されてしどろもどろになる九兵衛の横で、菫は「そうだったんですか」と相槌を打つ。
「ありがとう、九ちゃん。嬉しいな、九ちゃんみたいなカッコいい人に認めてもらえて」
九兵衛「……！いや、こちらこそそう言ってくれて嬉しいよ、ありがとう菫さん…！」
カッコいい、と言われたのが嬉しかったのか、九兵衛は菫と握手をしながら笑顔になる。どうやら妙のフォローと菫のお陰で仲良くなれたようだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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紅蓮(プロフ) - 勇者の人さん» よろしくお願いします！！ (2020年9月1日 10時) (
レス) id: 49c4edf061 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - 紅蓮さん» そう言って頂いて本当に嬉しいです、この小説を書けてよかったなぁ…これからも何卒、よろしくお願いします！ (2020年9月1日 6時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - 勇者の人さん» よっしゃ！菫ちゃんをメインキャラにするか！←！？宣伝はいくらでも出します。だって憧れの作者ですもん！勇者の人さんは！ (2020年9月1日 6時) (レス) id: 49c4edf061 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - 紅蓮さん» いえいえ、こんな答えでよかったらいつでも聞いてくださいね！うぇっ、マジですか！？勿論ですよ、もし私の作品もついでに宣伝して頂けたら嬉しいです！！ (2020年9月1日 1時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - 勇者の人さん» ありがとうございます!!参考にさせて頂きます!!あと、話が変わるんですけど、物語に菫ちゃん逹を出してもいいですか? (2020年8月31日 23時) (レス) id: 617591a0dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2020年7月11日 14時
