その７ ページ31
「ったく、そういう下心しかないんですか貴方達は？私が貴方達をここへ呼んだのは倭君がいい写真を撮れる様に場所を用意したからですよ。っていうか近藤さんまで何ビックリしてんですか、いい加減しっかりしてください」
近藤「あ、ハイ……スイマセンデシタ……」
土方「っていうかお前の冗談マジでシャレになんねーから」
何故かピンポイントでその場で短い説教をされる近藤。相変わらずなんて女だ、と土方は汗を拭いながらも溜息をつく。
「ま、そういう事なんで。着替え終わったら写真撮影しますので奥の方へ来てくださいね。」
「「「「「……」」」」」
菫はそう言い終えるとバタン、とドアを閉めて奥の部屋へと移る。残された真選組達はしょうがないのでとにかく衣装を持ち、それぞれ用意された小さな試着室に入った。
土方「しかし衣装なんて用意するとは、かなり本格的だなこの企画」
沖田「話によれば姐さんがこの街の知り合い等から色々借りてきたらしいですぜィ。」
近藤「結構手間かかってるもんな…優しいな、菫ちゃんも」
山崎「……何この衣装」
近藤「なんだ、大丈夫かザキ」
山崎「あ、はい…ただちょっと…まあいっか」
沖田「っていうかこの着替え方の既視感すごいですね」
土方「年末によく見る開始前の着替えシーンだよな。」
適当に世間話なり談笑を交えながらも、着々と着替えていく真選組達。
「おーい、準備できましたかー？」
やがて菫の彼等の呼ぶ声が聞こえる。それと同時に、試着室のカーテンが開いた。
そして、出てきた5人は……
「「「「「…え
……誰…？」」」」」
―――一人は、今流行りの短い女用の着物とニーソックスに、羽織られた真選組の隊服姿。
それに続いて、どこかで見た事がある気がする自称元ソルジャーっぽい格好に巨大な剣。
三番目は、ただのカッコいい黒いスーツ姿。
四人目は隊服ジャケットの下にTシャツ短パン、そして極めつけで何故かランドセルを背負っている。
そして最後の五番目は隊服を着ているものの、電気の節約をしていそうなゴリラの着ぐるみを着ていた。
「おっ、よく似合ってるじゃないですか皆様」
そんな事を呟きながら、奥で待機していた菫は拍手を5人に送る。すると土方はヒクヒクと口角を歪ませた。
土方「いや、フジ。
なんだ、その…
…ツッコミどころ満載なんですけどォォォ！！？」
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紅蓮(プロフ) - 勇者の人さん» よろしくお願いします！！ (2020年9月1日 10時) (
レス) id: 49c4edf061 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - 紅蓮さん» そう言って頂いて本当に嬉しいです、この小説を書けてよかったなぁ…これからも何卒、よろしくお願いします！ (2020年9月1日 6時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - 勇者の人さん» よっしゃ！菫ちゃんをメインキャラにするか！←！？宣伝はいくらでも出します。だって憧れの作者ですもん！勇者の人さんは！ (2020年9月1日 6時) (レス) id: 49c4edf061 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - 紅蓮さん» いえいえ、こんな答えでよかったらいつでも聞いてくださいね！うぇっ、マジですか！？勿論ですよ、もし私の作品もついでに宣伝して頂けたら嬉しいです！！ (2020年9月1日 1時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - 勇者の人さん» ありがとうございます!!参考にさせて頂きます!!あと、話が変わるんですけど、物語に菫ちゃん逹を出してもいいですか? (2020年8月31日 23時) (レス) id: 617591a0dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2020年7月11日 14時
