その６ ページ17
「そ、そりゃ新品で気に入ってるから…」
銀時「ふーん……じゃあちょっとくらい見せてもらってもよくね？大体、どこで買ったんだよソレ」
「え、あの……」
銀時「つかさ、お前帽子嫌いじゃなかったっけ？」
「そ、そんな事…」
突如発揮してくる銀時の口先上手さに、段々菫は言い訳を考える速度が追いつかなくなっていく。
そして頃合いだと思ったのか…
…銀時は、神楽に合図を送った。
銀時「神楽」
神楽「はいヨ！キャッホー、帽子ゲットアル！」
「っ、オイ…！！」
菫が銀時に言い返そうとした所で、神楽はスキを見て帽子を取ったのだ。
すると、はらりと落ちる長髪に、飛び出るあの猫耳。
帽子を取られた事に気づいた菫は、思わず顔を赤くしてしまうが、対する万事屋三人は予想外のものに固まってしまう。
銀時「え……」
神楽「…菫ネキ……？？」
新八「ちょ、菫さん、それ……」
「…
…き、気のせいです」
新八「そ、そうですよね、気のせい…な訳ないでしょ！？」
どうしたんですかそれ！！と純粋に驚く新八。
「…さっき辰馬に変な土産渡されて、食ったらこうなった。」
だから辰馬がいるかと思ってここに来たんだが、と菫は説明する。
神楽「じゃあこの尻尾もその一部アルか？」
「え…
…あ……」
神楽がそう聞き、菫は後ろを振り向くとあの尻尾がジャケットからはみ出ていた。
隠したくても隠しきれなくなった菫は、覚悟を決めて立ち上がり、耳と尻尾を見せた。
「あーそうだよ、これも饅頭食ったせいでこうな…
って何すんだ、離せ銀時！！」
フシャーッ！と威嚇するかの様に怒る菫を他所に、銀時は彼女を抱えてそのままどこかへ行こうとする。
銀時「新八、神楽、ちょっと朝まで留守番頼んだわ」
新八「オイィィィ真っ昼間から何する気だ、させませんからねそんな事！！」
神楽「っていうか滅茶苦茶可愛いアルぅぅぅ！！菫ネキならぬ、ニャンネキアルな！」
銀時「ぬおっ！！」
「ちょ、か、神楽ちゃんっ……！！」
あまりの可愛さにテンションが上がったのか、神楽は銀時を押し退けて菫の耳などを撫で始める。
すると……
ｺﾞﾛｺﾞﾛ……
新八「あ、喉、鳴ってますね…」
気持ちよさそうですね、と新八が苦笑する中、神楽は笑顔で菫を撫で続ける。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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紅蓮(プロフ) - 勇者の人さん» よろしくお願いします！！ (2020年9月1日 10時) (
レス) id: 49c4edf061 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - 紅蓮さん» そう言って頂いて本当に嬉しいです、この小説を書けてよかったなぁ…これからも何卒、よろしくお願いします！ (2020年9月1日 6時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - 勇者の人さん» よっしゃ！菫ちゃんをメインキャラにするか！←！？宣伝はいくらでも出します。だって憧れの作者ですもん！勇者の人さんは！ (2020年9月1日 6時) (レス) id: 49c4edf061 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - 紅蓮さん» いえいえ、こんな答えでよかったらいつでも聞いてくださいね！うぇっ、マジですか！？勿論ですよ、もし私の作品もついでに宣伝して頂けたら嬉しいです！！ (2020年9月1日 1時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - 勇者の人さん» ありがとうございます!!参考にさせて頂きます!!あと、話が変わるんですけど、物語に菫ちゃん逹を出してもいいですか? (2020年8月31日 23時) (レス) id: 617591a0dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2020年7月11日 14時
