その２６ ページ43
銀時「……何言ってんだ、お前は誰も傷つけてなんてねーよ。
お前は俺達を救ってくれた。ずっと変わらずに、優しいままでいてくれた。誰よりも気遣ってくれて、隣が少し寂しかった時はいつも近くに居てくれた。
ホラ……さっきだって、俺を骨折から身を挺して護ってくれただろ。
そんなお前が、殺人兵器だなんて……バカも休み休み言え。
だから、もう泣くな。お前はずっと笑顔で居てくれ」
そもそも、昔もそう約束してたろ?なんて聞き返すと、菫は思い出したかの様に頷く。
銀時「そうだ……じゃあ忘れない様にもう一回、約束するか。」
そう言うと、銀時は自分の髪を一本抜いて、渡した。すると菫もわかったのか、自分の髪を一本抜いて銀時に渡す。
「心中立てだっけ……?」
そう菫が涙を拭きながら聞くと、銀時は頷いた。
銀時「もしまた何かあったり、誰かにああいう風に言われたりしたら絶対教えてくれ。その時はボコボコにして吊し上げて定春の夕飯にするから。」
「…そっちこそ。黙って何か無茶したり怪我したりしたら削ぎ落とすからな。」
え、どこを!?なんて股間を抑えながらツッコむ銀時に、菫は笑いながらも約束をその場で交わした。
―――なぁ、銀時。今日だけは……甘えても、いいか?
んなの、いつでもいいに決まってんだろ？おいでおいで、お兄ちゃんが慰めてやんよ。
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勇者の人(プロフ) - マリンさん» マリン様、コメントありがとうございます!!応援もとても嬉しいです(*^^)それから、マリン様の作品を失礼ながらも拝見して頂いたのですが、面白かったです!!(もしできたら、続き書いて頂けませんかね?笑)まあそれはそうと、これからもこんな作品をよろしくお願いします! (2019年9月22日 22時) (
レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
マリン(プロフ) - コメント失礼します 一国傾城篇お疲れ様でした! 毎話楽しみにしております これからも無理しない範囲で頑張ってください 応援しています!! (2019年9月22日 17時) (レス) id: c00051a8e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2019年9月9日 11時
