その２５ ページ32
沖田Side
……アレ、俺は何をしていたんだ。
確か近藤さんと菫姉さんの様子がおかしいって話してて、それから………
そう考えていると、ふと額に冷たいものを感じた。そして近くでする水しぶきの音に、俺はゆっくりと眠りから覚めた。
「…………菫…姉さん………?」
菫「あら、起きたんですね沖田君。しかし貴方も災難でしたね………」
目を、開けると、そこには
姉上とよく似た微笑みを見せる姉さんの姿が。
いや、それよりも。姉さんが普通に喋っているっていう事は……!!
「姉さん!もう元に戻ったんですかィ!?」
俺は飛び起きて姉さんに抱きつくと姉さんは反動で少しよろけたが、優しく受け止めてそのまま頭を撫でてくれた。
菫「はい、まあ色々あって元の身体に戻れました。」
聞けば姉さんは万事屋の旦那と一時的に入れ替わっていたんだとか。なるほど、だから今日は少し変だったんだ。
そして事情を聞くとあの女中が俺の事を狙ってたんだけどそいつを倒した拍子に俺達の洗脳も解けて姉さん達も元に戻れて、女中もそのまま獄中送りにされてしまったらしい。
一段落着き、旦那が帰ったその後目を覚ました近藤さんや他の隊士達が滅茶苦茶泣きながら謝ってきてどうすればいいかわかんなかった、とか。
まあとにかく、俺に言える事は……
「フッ……ざまァねェでさァ……」
菫「こらこら、ダメだろそんな事言ったら。
クソざまァwwwwwwってちゃんと笑いながら言わないと。」
「っククク、くっそざまぁああああぁぁあっ!!!wwwwww」
そう本気に言うと、菫姉さんも釣られてお腹抱えて笑ってた。ったく、これだから姉さんは最高なんでさァ…
そして姉さんが俺の部屋を出ていく前に、俺は最後に姉さんに声をかけた。
「姉さん、今度はその背中、俺に護らせて下さいね!!」
そう言うと、菫姉さんはただ
菫「モチロン。頼りにしてるよ、『総悟』くん?」
そう返し、そのまま満面の笑みを浮かべながら出ていった。
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勇者の人(プロフ) - suzupattyoさん» Suzupattyo様、無事エラーを見つけることができました！見落としてましたね、本当に申し訳ございません。ご指摘ありがとうございました！ (2021年1月29日 6時) (
レス) id: 129f1d665e (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - suzupattyoさん» おっと、見落としてましたか！大変失礼しました、どこのページが教えていただけませんでしょうか？ (2021年1月27日 1時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
suzupattyo(プロフ) - スーって変えられないですか？？ (2021年1月27日 1時) (レス) id: f486038d7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2019年7月22日 4時
