その２３ ページ30
それは…………
『…………それにぃ、私の狙いは別にあんな男共じゃないわ、沖田様よ!!沖田様こそ私の真の狙い。
だから、大人しくここは身を引いてくれないかしらぁ??アナタが居ると邪魔で仕方ないのよぉ……
それとも……っふふ、また痛い目に遭いたいのぉ??あのお花屋さんがアナタに突っ込んできた時みたいに…』
聞こえてきたのは、紛れもないズレ子の声本人だった。そしてその内容が正に証拠であった、彼女が本物の悪魔だということの。
「え……オイ、今の聞いたか?」
「嘘だろ……??あのズレ子ちゃんが長官補佐様だけでなく、隊長まで狙ってたなんて……」
そして勿論、それを聞いて固まるズレ子に、ざわつく隊士達。
ズレ子「!!!!ど、どこでそんなものを!!」
やっと偽物の皮が剥がれ落ち、本性がズルムケになったズレ子。
だがそんな彼女に対し、菫はただ微笑みを浮かべたまま、焦りや動揺の仕草を一つも見せなかった。
銀時「…ったく、相変わらずあくどい女だな……」
「実は、アンタが私を殺しかけたとこで銀時と私は同時に事故った拍子で入れ替わってしまった。
そこで何があっても大丈夫な様に、銀時に盗聴器を仕掛けておいたんだよ、録音付きの。
まあそれが不幸中の幸いというべきか、偶然。いや、偶然だよー?
まさかこんな事になっているとはね………」
そうゆっくりと説明する菫の話にだんだん青ざめていくズレ子。そして同時に隊士達の信用も失っていき、やがて洗脳が解けて全員気を失い、倒れた。
ズレ子「くっ!!」
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勇者の人(プロフ) - suzupattyoさん» Suzupattyo様、無事エラーを見つけることができました！見落としてましたね、本当に申し訳ございません。ご指摘ありがとうございました！ (2021年1月29日 6時) (
レス) id: 129f1d665e (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - suzupattyoさん» おっと、見落としてましたか！大変失礼しました、どこのページが教えていただけませんでしょうか？ (2021年1月27日 1時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
suzupattyo(プロフ) - スーって変えられないですか？？ (2021年1月27日 1時) (レス) id: f486038d7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2019年7月22日 4時
