その９ ページ16
そしてその頃、警察庁本部では。
「藤堂様、おはようございます!!!」
「藤堂様、こちら先日手直しした書類でございます!!」
「藤堂様、常橋事件に関しての書類が送られてきたのですが如何致しましょう!?」
今日も今日とて彼女になだれ込む大量の作業。普段なら顔色一つ変えずにどんどん部下達に指示を出す彼女だが………
ﾊﾟﾝ、ﾊﾟﾝ、ﾊﾟｧｱｱﾝｯ!!!
「ひぃいいっ、と、藤堂様!!!??」
生憎、朝早く起きて出勤してきた低血圧の菫(銀時)はかなり機嫌が悪く、部下の騒がしい声を聞いた途端に発砲し始めた。
銀時「っるせーよテメェ………今何時だと思ってんだ……
…削ぐぞ。」
「「「しっ、し、失礼致しましたぁああああぁぁあっ!!!!」」」
銀時「あー……ったく、どいつもこいつもうるせェなァー!!
俺だって疲れてんだよ、菫ちゃんの部屋で寝るなんて初めてだったからドキドキして寝れなかったんだよ!!おもしれーゲームもあるしよォ!!
でも布団ふかふかだったなぁ……めっちゃいい匂いしたし」
そんな恥ずかしい葛藤しながら、座りながらデスクに上半身を傾ける菫。
だらしないジャケットの着こなしをしながら悪い口調で喋る彼女は最早絶対王者の様な存在で、誰もが彼女を恐れてしまっていた。
「藤堂様、あの、本日の朝食のメニューを持ってきたのですが……」
そう扉から顔を覗かせるのは食堂を担当し、菫によく食事の事を聞いてくるここの料理長である七海だ。(第二訓参照。)
銀時「え、ここ朝食のメニューなんてあんの?マジで?何があんだ?」
七海「はい、えーっと……本日の朝食は近くの港でとれた新鮮な鯛の煮魚定食がおすすめですが」
銀時「うわうまそ!!もしかしてこれタダか!?」
七海「当たり前ですよ、貴方は上官ですし!」
銀時「じゃあそれ頼むわ!」
(マジかよ…至れり尽くせりじゃねーか、ここ…うわやっぱずっとこのままでいいかも……)
まさにVIP優遇を受けている銀時はカルチャーショック的な何かを受ける。俺の弟弟子はこんなにいい仕事をやっていたのか、と改めて実感したのだった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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勇者の人(プロフ) - suzupattyoさん» Suzupattyo様、無事エラーを見つけることができました！見落としてましたね、本当に申し訳ございません。ご指摘ありがとうございました！ (2021年1月29日 6時) (
レス) id: 129f1d665e (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - suzupattyoさん» おっと、見落としてましたか！大変失礼しました、どこのページが教えていただけませんでしょうか？ (2021年1月27日 1時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
suzupattyo(プロフ) - スーって変えられないですか？？ (2021年1月27日 1時) (レス) id: f486038d7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2019年7月22日 4時
