3日目 ~�将�~ ページ13
澪奈はいつもそうだった
自分のせいじゃないのに責任全部背負って
何でも抱え込んで
茅野「澪奈がそう思えたのは、きっと
悲しみや苦しみを乗り越えた真壁君を見たからだと思う！」
里見「…なんだよ、知ってたよ
こいつが…真壁が俺より強えって…
取り返しのつかないことしたって…」
里見「そんなん知ってたよ！！」
『海斗…』
海斗も背負い込んでたんだ
やっぱり皆、自分達が澪奈にしてしまったことに罪意識は持っていて
でもそれを認められなくて
だから先生のこんなやり方でしか
変われない
里見「殴ってくれよ…殴れよ。おい
殴ってくれよ」
真壁「…景山は、きっとそんなこと望んじゃいないよ。この悲しみを、力に変えてくれ里見
…景山の分まで」
海斗の目からは、涙が流れていた
それで分かった。海斗は、もう絶対にこんな過ち繰り返さないって
と同時に、自分が澪奈にしてしまった過ちも
ズンと胸に押しかかった
柊「刑事さん。今僕が語ったことは、あくまで理想論です。でも、現実はそんなに甘くない」
ガチャ
…銃？
「キャアアアアア！！！」
先生が手に持っている"それ"は
私達の命を奪うには十分すぎるもので
一気に恐怖が押し寄せる
「なんで銃なんか持ってんだよ！」
柊「言ったはずですよー！間違えたら、5人の命が犠牲になるって！」
河合「やっぱり殺されちゃう！！」
皆、何も考えれなくなってる
ダメだ。こういう時こそ冷静でいなきゃ
落ち着いていれば、道は開ける
大丈夫、先生を止めよう
諏訪「何してんのA！」
唯月の声を受けても、私の足は止まらない
自分でもどうしてこんなに迷いなく進んでいるのか分からない
でも私がやらなきゃ
私が行動しなきゃ
柊「なんだ藤吉、近づくな！！！」
私に銃を向ける先生
その銃が当たるか当たらないかくらいの距離で
私は止まった
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夕稀(プロフ) - 須永の「上等だよ」ってとこ「本当だよ」になってます！ (2021年4月23日 20時) (
レス) id: 60831dcc60 (このIDを非表示/違反報告)
夏鈴(プロフ) - ゆずさん» ほんとですか！？ありがとうございますめっちゃ嬉しいです！！ (2019年2月15日 6時) (レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 夏鈴さんの小説、本当にいつ読んでも面白くて最高です！これからも更新頑張ってください！応援してます!! (2019年2月13日 18時) (レス) id: ad66aa7fcf (このIDを非表示/違反報告)
夏鈴(プロフ) - 5 歳 児さん» ありがとうございます！ (2019年1月27日 0時) (レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
5 歳 児(プロフ) - 夏鈴さん» 全然大丈夫です！頑張ってください！！ (2019年1月24日 20時) (レス) id: 8ce62b0622 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏鈴 | 作成日時：2019年1月19日 23時
