2日目 ~�将�~ ページ35
柊「おい藤吉、今の言葉は聞き捨てならないなあ？もう一回言ってみろ」
これに答えたら先生を怒らせるって
頭では分かってたけど、止まらなかった
『何度でも言うよ。暴力教師』
先生を睨みながらそう言うと
先生はうざったるそうに頭を掻きながら
私に近づいてきて、ガシッと頬を掴まれる
『離して…っ』
そして頬を掴んだまま近くの壁に押し付けられた
甲斐「おい！離せ！」
柊「どうして言うことを素直に聞かない？
どうして俺に口答えする？」
気づいたら頬を掴んでいたはずの手は
私の肩を掴んでいて、またガン！と押し付けられる
『離してって言ってんでしょ！今はね、暴力振るう教師がかっこいいって言われる時代じゃないの！勘違いしないで！』
柊「…いつまで虚勢張っていられるかな？」
そう言うと先生は、にやりと口角を上げて肩を掴む力を強める
『どういうこと…』
柊「…後でペナルティだな」
甲斐「おい離せって言ってんだろ！」
柊「おーーっと！」
先生はやっと私から手を離し
隼人に向かって腕時計を見せる
甲斐「どうせハッタリだろ！…分かってんだよ。お前は誰も殺さないいや、殺せない」
甲斐「中尾だって生きてんだろ？今の爆破だって、わざと人のいないところ狙ったんだろ
お前は俺たちを殺せない」
柊「…だったら試してみるか」
柊「お前がそこから一歩でも動いたら、ボタンを押す」
皆の視線が隼人に集まる
柊「あ？どうした、どうした来いよ
ハッタリだと思うなら、リモコン取り返しに来いよ」
なんで煽んの
隼人そういうのに絶対突っかかっていっちゃうタイプなの分かってるでしょ
柊「俺は、お前の大事なだーいじなAに
二度も怪我を負わせたんだぞ？」
甲斐「…名前で呼ぶんじゃねえ」
柊「嫉妬深いな〜怖い怖い」
甲斐「てめえ、絶対許さねえ」
柊「来いよ」
隼人だめ
そう言おうとしたのに声が出ない
さっき先生に頬を掴まれたときの痛みがフラッシュバックしてくる
…意外と効いてんな
甲斐「上等だよ」
その場を動こうとした隼人を
唯月が止めた
諏訪「名乗り出ればいんでしょ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 821人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏鈴(プロフ) - sanapenさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです！頑張ります！ (2019年1月16日 19時) (
レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
sanapen - すっごく面白いです！！！これからも更新お願います！！！ (2019年1月16日 9時) (レス) id: 6d2d50bb72 (このIDを非表示/違反報告)
夏鈴(プロフ) - 音乃@片寄、永野LOVEさん» ありがとうございます！早く更新できるよう頑張りますね！ (2019年1月15日 20時) (レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
音乃@片寄、永野LOVE - この作品本当に面白いです！続き期待ですね(=∀=) (2019年1月15日 17時) (レス) id: 3347e30700 (このIDを非表示/違反報告)
夏鈴(プロフ) - summer1374さん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！ (2019年1月14日 15時) (レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏鈴 | 作成日時：2019年1月10日 22時
