肝試し【水柱,風柱,蛇柱】 ページ15
雪凍 冷優 様リクエストありがとうございますっ!
霊など大の苦手
甘露寺の継子
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【ココカラ脱出セヨ。】
『ヒッ...なにこれ、、』
古い館のような場所。見覚えがない。
辺りは暗く、無けなしの蝋燭が照らす壁には、血のような赤で雑に文字が書かれている。
鬼の仕業かもしれない。
いつものように刀に手を添える...が
『な、い..?』
その途端後ろから肩にポンと何かが乗った。
『ヒャッっ!!!!!』
「ブッ…」
反射で思い切り殴ってみせたらなんと顔面らしきものに直撃。
そぉ...と目を開けてその物体を視界に入れれば
『と、冨岡さん!』
殴った。冨岡さんを?
____柱を?!
『ご、ごめんなさい!!』
冨「いや...大丈夫だ..」
不「いい拳だったなァ...ククッ」
伊「今のは冨岡が悪い。謝る必要はないぞ。
大体冨岡が...((ネチネチ」
柱の方達...
『はぁ...よかった。』
不「良くはねェ。刀がねェからなァ。」
『でも脱出するだけっぽいですし...それに、皆さんがいるととても安心するので...』
張りつめた空気が一気に和やかになる。
きっと4人なら大丈夫だろう。
____と思った私が馬鹿でした。
『ぎぃやぁああ!!無理無理こないでぇ!!』
伊「鬼狩りの時はいつもどうしているんだ....」
幽霊らしきものからようやく逃げ切ったところで疲労がドッと来た。
『ハァ...ッ斬ってます...』
叫ながら逃げ回っていたから、息切れがすごい。
どれぐらい走ったんだろう。
呼吸を整えようと心臓に手をあてていると、後ろからぎゅっと温もりを感じた。
冨「大丈夫か。」
『冨岡さん。大丈夫です…ッハァ。』
不「おい冨岡ァ...テメェドサマギに手ェだすなやァ。」
伊「その通りだ。大体お前は我慢が足らん。
俺たちだって...」
____え?
不「ハァ…その荒ェ息も泣きそうになってる目も。」
伊「全て愛いのだ。」
頬に手を添えて親指で目をなぞる不死川さん。
その反対の頬を手で肩まで添わせる伊黒さん。
擽ったくて目を細めてしまう。
冨「ここは暗くて誰もいない。」
吐息混じりの低い声が、耳を掠めて肩がぴくりと動いた。
息が収まらない...心臓が鳴り止まない。
ニヤリと笑みを浮かべる3人に、心臓が痛くなって見向きできない。
____どう、しよう...
--------キリトリ線--------
次数足りない!
不「俺ら選んでくれてありがとなァ。」
...甘くないかも。ごめんなさい!
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t - 無一郎でくすぐり (2021年5月13日 3時) (レス) id: 7b1dcbdadd (このIDを非表示/違反報告)
無一郎 - はじめまして。リクエスト良いですか?無一郎で耳責めしないと出られない部屋をお願いします。 (2020年12月26日 23時) (レス) id: 16e352d00b (このIDを非表示/違反報告)
蝉丸(プロフ) - ぽよさん» いつも感想コメントありがとうございます!!もう妄想が沢山出てきて...つい(∀`*ゞ)テヘッww (2020年12月22日 23時) (レス) id: adb87017f3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよ - むいむいよくやった!このシリーズでは頭撫でるのがお題でも頭撫でただけでは出さないのがお約束(読者の一方的なご都合で)wwww (2020年12月16日 17時) (レス) id: ee9024a726 (このIDを非表示/違反報告)
ゆえ(プロフ) - 光華さん» リクエストありがとうございます!!!了解致しましたッグフフフ...((((殴 いやもうホント、皆様のリクエストのおかげです!!わたしもこの作品大好きです(●´▽`●) (2020年12月16日 13時) (レス) id: adb87017f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蝉丸 | 作成日時:2019年12月25日 18時