9話 ページ9
(二 side)
はい、二階堂高嗣、只今絶賛悩み中です。。。
だってだって〜〜！
わったーに相談しに行ったら玉きちゃってさあ、俺追い出されちゃったの(ToT)
さっきわったーのとこでは調子いいこと言って逃れてきたけどモヤモヤは隠し切れない。
あ〜〜〜〜〜！くそ〜〜〜！
千「ニカ？」
あ、やべ。千賀いたんだったｗ
冷静に冷静に…
二「なに？」
千「一人で百面相しちゃって、どうした？」
二「べ、べつに〜？」
千「ミツのことでしょ」
二「え……」
や、やべ、聞こえてたかな？
千「俺ら何年一緒にいると思ってんだよ。シンメだし、ニカのこと一番よくわかってるよ(笑) 」
二「千賀…」
千「話して、楽になりなよ。苦しんでるニカの顔、俺は一番見たくないよ…」
二「千賀…お前って意外とカッコいいんだな」
千「は？褒められてんだかけなされてんだかｗ」
二「ありがと！なんか、元気出てきた♪お前やっぱ好き〜♪」
千「よ…よかった///」
あんな言い方したけど、千賀ってこんなかっこよくて強いやつだったんだな。
そう思ったら俺も負けてらんねえって気持ちになった。
千賀の支えにも応えたいし、休んでる暇なんかねえんだって思えてきた。
よし！今度ミツを飯にでも誘っちゃお〜♪せめてくぜ〜〜〜〜！
二「じゃあな千賀！お先！」
千「じゃあね！俺も好きだよ///」
二「しってる〜ｗｗｗ」
千「(笑)」
―ガチャリ―
ふう、がんばろ。
あ・・・
二「たま…」
玉「ニカ、俺、前に進むことにしたよ」
二「おう！がんばれよ！(バシッ」
玉「いって〜な〜ｗありがと」
二「おう！じゃあな」
玉「ばいちゃ〜」
そっか。玉も決めたんだ。
あとは…運しだいだな。
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作者名：せり | 作成日時：2017年3月31日 10時
