検索窓
今日:13 hit、昨日:66 hit、合計:1,065,049 hit

166 ページ21

.



次の日。




カンファレンスを始める前に、医局で着替えた後の彼にあった。






「今日も何も無いといいなぁ。」

藍沢「そうだな。」

「まあ、何かあったら救うのが私たちの役目なんだけどね。」





“さ、早くカンファレンスいこ?”





そう言って医局のドアを開くと、後ろから彼に抱きしめられる。
いつもよりも、きつく、強く。






「ちょ...医局だから、」

藍沢「なぁ...」

「ん?どうしたの。そんな甘えたさんで」







彼の手に自分の手を重ねれば、更に腕に力が入った。




最近は、こんなにも甘えた彼は見たことがなかった。
クールな彼の、意外な一面。
久しぶりなだけに───少しだけ怖かった。



肩に置いていた顔は、いつの間にか私の首に唇を近づける。

いつもは行為中にしか付けないそれを私の首に咲かせると、ゆっくりと話し出した。







藍沢「今夜、話があるんだ。」

「話って...?」

藍沢「ちゃんと決めようと思う。
・・・俺達の、これからのこと。」






そう言って、もう一度シルシを付けて。






「わかった。じゃあ、今夜」

藍沢「あぁ...A、」

「なに.....っ、」






彼によって身体を回され、向かい合う形になる。




彼の唇は、今度は首筋ではなく
私のそれと触れ合った。

167→←165



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (351 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3272人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

凛香 - 全部読んでます!大好きです!更新頑張ってください! (2017年9月16日 18時) (レス) id: ffe17b2f3c (このIDを非表示/違反報告)
そーちゃ(プロフ) - 一気にシリーズ読ませていただきました(^-^)/ 続きが気になっちゃって気になっちゃって…笑 Twitterもフォローさせていただきました♪またの更新楽しみにしてます! (2017年9月15日 15時) (レス) id: 1963c14c3b (このIDを非表示/違反報告)
重丈 唯羽(プロフ) - 青い鳥の方フォローさせて頂きました! (2017年9月14日 8時) (レス) id: 9e8fde76ab (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - この後の展開が少し気になるので更新頑張ってください!!最後まで書けるのを応援しています!!! (2017年9月12日 12時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なつ | 作成日時:2017年9月11日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。