幻柱は忍びの世界でも鬼を滅する

第45話《別人》 ページ46

シナside


「ふふ、ちょうどいいわ……久しぶりね。山本シナちゃん？うふふ」


Aちゃんの前の天女……綾川覧(あやかわらん)彼女は天女の中で私たちくノ一に特にあたりがひどかった


覧「私ぃ〜。忍術学園に行きたいのだけれどぉ〜。行き方わからないのよねぇ〜だからぁ〜教えてくれない？」


どうしよう……天女が近づいてくる…伊達に忍者をやってるのに、恐怖で黙っていると、痺れを切らした天女が……



覧「ちょっと…聞いてるの？何か、答えなさいよ！！」



と、手を振りかぶった
叩かれる！！と目をつぶったが集まってたっても痛みは来ない…それどころか気配が増えた気がする…つぶっていた目を開けると目の前にいたのは…


『暴力はいけませんよ？可愛いお嬢さん』


シナ「Aちゃん？」


天女の手を受け止めていたのはAちゃんだった……いつからいたの……？


覧「なっ！！アンタ、誰よ！！」


『名前を知るには自分の名を名乗ってからということ…知りませんか？』


覧「チッ、うざ！！私よりブスのくせに私に指図しないでよ！！だいたい、アンタには関係ないわ！！用があるのは後ろにいる山本シナだけよ！！」


そう、私を指差してきた天女…でも、もう私の体は全く震えていない……Aちゃんがいるだけだこんなに変わるなんて…私にとってAちゃんはこんなに大きな存在なのだと気付かされた瞬間だった


覧「チッ、覚えておきなさい！！山本シナ！！ブス女！！お前たちを地獄の底に落としてやる！！」


そう言って、天女はどこかに走り去ってしまった


シナ「Aちゃん。ありがとう」

『？なぜお礼を？』

シナ「何故って私を守ってくれたじゃない」

『ただ私は拳を受け止めただけですよ』

シナ「かっこよかったわよ」


その後も他愛のない話をして学園へ向かっていった



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なんか今回短いですね。すみません！！

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