第12話《可哀想な子》 ページ13
布の子「今度は何しに来たんだよ！！出てけよ！！それに俺は可哀想な子なんかじゃない！！！お前と違って俺は土井先生も乱太郎やしんべヱだっている！！！��独りぼっち��のお前なんかと同じにするな！！」
目に涙を溜めながら大声で怒鳴る彼に似たような忍者服の子たちが集まって来た
「きり丸落ち着いて」
「庄ちゃん今日も冷静ね」
此方を睨む者、きり丸という子を宥める者、どうすればいいかわからないという顔をする者、私をみて恐怖する者沢山いた
『きり丸くん？でしたか？話はそれだけですか？』
きり丸「は？」
『別に私はあなたの事を可哀想だなんて思ったことはありませんし、あなたの事、私知らないです。今までの天女様は知っていたかもしれませんが私は知らないですよ』
きり丸「っ……じゃ、じゃあ！！何しに来たんだよ！！」
『名前は知りませんが、濃い緑の忍者服の方に無理矢理連れて来られました。文句があるならその人たちに言ってくださいよ。私は元々ここに来る気は微塵もなかったですし』
そういうと黙り込んだ彼
『話すことはもうないようですね。もうお昼です早くしないとご飯食べられなくなっちゃいますよ？』
というと最初に来た3人組のうちの1人
ぽっちゃりした子が「大変だぁ〜！！」と大急ぎで食堂の方へ消えていった
その後も「待ってよ〜」と彼を追いかけていきこの場に残ったのはきり丸くんとそばかすの子だけ
きり丸「本当に、何も知らないの…」
『はい知りません』
そばかす「きりちゃんもう行こ？」
そう言ってきり丸くんの裾をクイクイと引っ張る彼
きり丸「俺のこと可哀想な子って思ってないの？」
『先ほどの言葉を聞いてなんとなく理解しました。
貴方には辛い過去があるのでしょうね。でもその辛さ、痛み、苦しみがわかるのは自分自身だけです。
幾ら他人が同情しようともその苦しみは自分しか感じることができません。でもそれを可哀想な子とは言えません。だって貴方には土井先生や先ほどの子達もいるじゃないですか。貴方がどんな過去を背負っているのかはわかりませんが、少なくとも貴方は可哀想な子ではありませんよ』
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時透紅葉(プロフ) - チョコレートさん» いきなりのコメント失礼します！鬼滅と忍たまの小説とっても良いです！良かったら合作しませんか？紅葉と言います。よろしくお願いします！ (2021年4月30日 9時) (
レス) id: 57b104d1b2 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - Saya様ーイメ画描いてくださりありがとうございます！！とっても嬉しいです！ (2021年3月16日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
Saya - イメ画描いてみました。設定と違ったらごめんなさい！！C:\Users\Saya\Pictures\Saved Pictures\小説”幻柱は忍びの世界でも鬼を滅する”の夢主ちゃん.png←このリンク、クリックできないですけど、コピペしたらうまくいくはずです！いかなかったらごめんなさい！ (2021年3月14日 6時) (レス) id: 1a1e8ba118 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - かほり様ー嬉しいコメントありがとうございます！！これからも更新頑張ります！！ (2021年3月9日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - かほり様ー嬉しいコメントありがとうございます！！これからも更新頑張ります！！ (2021年3月9日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコレート | 作成日時：2021年1月17日 12時
