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102話 ページ6

Aside


体験入学ということで、普通に授業も受ける訳で。



僕は今、教室にいる。



瀬見先輩いわく、男子バレー部のスタメンと同じクラスらしい。



?「なあなあ!お前東京から来たんだろ?


東京ってどんな場所!?



やっぱりスカイツリーとかあんの!?」




『ま、まあ、あるけど……』


?「高い!?何mあるの!?」


『634m……てか、それ東京に住んでなくても分かるだろ!?』



キョトンとした顔をするコイツ。




誰だよ。




?「あ、俺、五色工!


男子バレー部で、次期エースだ!!」




……コイツが同じクラスの男バレのヤツか。



『五色な。


僕は立川A。

Aって呼んでよ』



五色「じゃあ俺も工って呼んで!」


『ん。りょーかい。

よろしく、工』




なんかいいヤツ。





五色「Aって、牛島さんに勧誘されてここに来たんだろ?


スゲーな!」



『そうかもな。


でも、練習に参加してコイツ要らないって思うかもしれないし』



そう笑うと、工は確かに、と呟いた。




そこは、否定しろっての!






五色「練習、めっちゃ厳しいから、A細いし要らないって言われるかもな!」



『よし、お前ムカつく。


表出ろ』



五色「ごめんって!ウソだから!!」



















『という訳で5日間、よろしくお願いします!』



放課後、部活の時間になり、まず最初に自己紹介をした。




そして逆に、自己紹介をしてもらった。





で、思う事がひとつ。




白布先輩はなんで僕をめっちゃ睨んでくるのわけ!?





顔がスッゲー怖い。






解散して、各々が動き出すと、白布先輩は僕を睨むのをやめた。





……気になるなあ。





行動派な僕は、白布先輩に話しかけた。





『白布先輩』


白布「……なんだよ」



え、めっちゃ怖い。




『僕が嫌いなんですか?』



なんとか気持ちを奮い立たせ、そう聞く。





白布「別に。


どうせお前、5日間ももたないと思っただけだ」





……うわ、なにそれ。



この人、いくらなんでも僕をナメすぎ。






『決めつけないでもらえますか?



やってみないと分からないでしょう?』





そう言って、僕は失礼します、と頭を下げ、自分の準備に向かった。






絶対見返してやる。

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サクラ - Luneさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2019年7月30日 13時) (レス) id: 9cd941d146 (このIDを非表示/違反報告)
Lune - こういう感じの作品が見たかった..(感動)もう最高すぎです!面白いし、もうなんかとにかく好きです← 更新頑張ってください!応援しております!! (2019年7月27日 23時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - キラリさん» ありがとうございます!応援に応えられるよう、頑張りますね! (2019年3月27日 7時) (レス) id: 086eed9c24 (このIDを非表示/違反報告)
キラリ(プロフ) - あの......好きです!笑 これからも頑張って下さい!応援してます! (2019年3月26日 3時) (レス) id: 203d4207d9 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ファンミさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年3月23日 20時) (レス) id: 086eed9c24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サクラ | 作成日時:2019年2月16日 16時

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