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103話 ページ7

Aside


『疲れた〜!』


そう言いながら伸びをすると、気持ち良かった。





音駒とは全く違う練習メニューにキツさ。




さすが強豪って感じ。




でも、僕の体力をなめてもらったら困る。




疲れは感じるけど、まだ動けそう。






五色「お前スゲーな!」


『工、それ今日で2回目』


他に言うことないのかよ。



五色「牛島さんに付いていける人、初めてみた!」


『あ、そうなの?』



付いていける、というのはランニングの事だろう。



確かに牛島さん、後ろの人たち置いてってたもんなぁ。





山形「3年の俺等でも無理なのにな」


大平「本当にすごいな」


瀬見「体力オバケ」


『瀬見先輩のは明らかに暴言ですよね!?』




そんな事を言って騒いでいると、バチッと白布先輩と目が合った。





自慢するようにどや顔をすると、舌打ちされて、めっちゃ怖い顔でギロリと睨まれた。




本当に怖いんですけど!?




『敵視し過ぎでしょ……』



川西「あぁ、賢二郎か」



ボソッと呟いたはずなのに、それは川西先輩に聞こえていたようだ。





瀬見「アイツ、若利の事すっげぇ尊敬してるからなぁ」


『それとわたしが睨まれる理由って関係あります?』


大平「若利に一目置かれているAが羨ましいんだよ、きっと」



『そうなんですか……』




チラッともう1度白布先輩を盗み見る。





僕は白布先輩が羨ましいんだけどな。





『所詮、僕はセッターとしては必要とされないヤツなんで、嫉妬する意味なんてないのに』


本当はセッターとして出たいんだし。







自分のポジションに誇りを持っている。


その誇りあるポジションで試合とかに参加出来ないのはけっこう悔しい。





本当、いい迷惑だ。

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サクラ - Luneさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2019年7月30日 13時) (レス) id: 9cd941d146 (このIDを非表示/違反報告)
Lune - こういう感じの作品が見たかった..(感動)もう最高すぎです!面白いし、もうなんかとにかく好きです← 更新頑張ってください!応援しております!! (2019年7月27日 23時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - キラリさん» ありがとうございます!応援に応えられるよう、頑張りますね! (2019年3月27日 7時) (レス) id: 086eed9c24 (このIDを非表示/違反報告)
キラリ(プロフ) - あの......好きです!笑 これからも頑張って下さい!応援してます! (2019年3月26日 3時) (レス) id: 203d4207d9 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ファンミさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年3月23日 20時) (レス) id: 086eed9c24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サクラ | 作成日時:2019年2月16日 16時

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