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蝉
パカ「第3ステージは、恋愛育成シミュレーション『ときめきエッグ☆ムラサキノウエ』〜」
晴天の昼間
アルパカのアナウンスによって、全員がアルパカしかいない牧場に呼び出された
パカ「この卵から産まれてくる少女を育成し、学園のアイドル源氏ヒカル君との恋を見事成就させてください。
…おや、屋外なのに空気が悪い。これいかに…」
だが俺を含めた多くは乗り気では無いようだ
まぁ、1部を除いてだが…
入出「すげー！恐竜の卵みたいです！」
路々森「アルパカ君！ドリルを貸してくれたまえ！中身もぜひ観察したい！」
パカ「ダメですよ〜、少女の素が流れ出てしまいます」
入出/路々森「「少女の素！？」」
テンションの高い2人を置いておき、
パカが冷静に説明を始める
パカ「実況者数は4名以上。今回上限は設けません。自薦他薦、いかようにでも。
じっくり話し合ってお決め下さい」
駆堂「育成ならそいつだろ、マメ女」
駆堂アンヤが伊奈葉ヒミコに視線を向けると、
怯えたように入出アカツキの後ろに隠れた
入出「マメツキを…呼びましたね？」
駆堂「呼んでねぇ」
入出「あとは恋愛ゲームだと…」
更屋敷「逢河さん………だ…大丈夫かしら…」
路々森「マキマキ、寝るならせめて瞼を閉じたまえ」
入出「立候補なかったら、俺また参加してみたいです」
駆堂「懲りてねーなこのバカ…」
入出「アンヤ君もいかがですか？
ともに源氏君を口説きましょう！」
駆堂「ヤロー口説いてどうすんだよ！」
そんな会話を受け流していると、
入出アカツキの頭の上に“何か”が止まった
俺はそれを目掛けてナイフを投げた
入出「うわっ！」
駆堂「おい！危ないだろ！」
忍霧「まて。…これ」
駆堂「あ？…は？なんだ、これ」
俺が仕留めたのは、羽が着いた小さなアルパカのようなもの
パカ「おや、失礼しました。
こちらは『パカメラ』でございます」
入出「パカメラ？」
パカ「13番街の至る所に生息する撮影ロボットで、目がレンズになっております。
街の常設カメラをメインとするなら、こちらはサブカメラ。
屋外での撮影はもちろんのこと、追尾機能がございますので、より臨場感のある撮影が可能なのです」
入出「カメラ！？これカメラですか！？」
パカ「手触りや見た目にもこだわっております。
そう…まるでいつもそばにワタクシが…「潰せ！」
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のあ抹茶(プロフ) - こんにちは、このお話とは関係がないですが、「Broken Emotion」は最新されないんですか？このお話も面白かったです、最新頑張ってください(^O^) (2020年4月6日 14時) (
レス) id: e5127ccdd8 (このIDを非表示/違反報告)
カイル(プロフ) - とても面白かったです！続きを楽しみにしています！ (2020年3月26日 17時) (レス) id: 2ba625995f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2020年2月26日 18時
