GAME 4 ページ19
日下瑛二
更屋敷「日下さん」
「ん？」
更屋敷「鬼ヶ崎さん知りませんか？」
「んー、見てないけど…どうしたの？」
更屋敷「あ、いや…この間の刀借りたままで…」
「そっかぁ、一緒に探そっか？」
更屋敷「いいんですか？」
「うん。別にこれといって用事がある訳でもないしね」
そう言って笑いかけると、カリンちゃんは少し嬉しそうな表情を見せた
更屋敷「ありがとうございます！」
「あ、そうそう、敬語使わなくって大丈夫だよ。あんまり硬っ苦しいのすきじゃなくて」
更屋敷「そうなんですか？じゃあ、お言葉に甘えてタメで話させてもらいます！」
「うん、ありがとう」
そんな他愛もない会話をしながら、タワー内をブラブラ回る
すると、意外とすぐに鬼ヶ崎くんの姿が見えた
「あ、鬼ヶ崎くん！」
鬼ヶ崎「？ 日下さん…？」
更屋敷「あの、これありがとう。ずっと返しそびれてて…」
鬼ヶ崎「……もう、要らねぇんだがな」
更屋敷「え？」
鬼ヶ崎「なんでもねェ。また必要になったら声掛けてくんな」
更屋敷「…？」
一瞬暗い表情を見せた鬼ヶ崎くんだったが、
すぐに笑顔を見せて刀を受け取った
鬼ヶ崎「あ、そーだ。日下さん」
「ん？」
鬼ヶ崎「俺のこと“鬼ヶ崎さん”って呼ぶの辞めてくんねぇかい？なんか落ち着かねぇんでェ」
「じゃあ…カイくん、かな？」
鬼ヶ崎「ん、ありがとさん」
路々森「お、カイさんとカリリン！それにえーじんじゃないか」
『えーじん』という聞きなれない呼び方をされて振り返れば、
そこには路々森さんがいた
「路々森さん、何してるんですか？」
路々森「ちょいちょい、そんな他人行儀な呼び方じゃなくてもう少しラフな呼び方をしてにゃ」
「えぇ…」
路々森「ユズでも何でもいいからさ」
「じゃあ、ユズちゃんって呼ぼうかな」
路々森「いいねぇ。次は…ミンミンかな」
更屋敷「ミンミンって、ヒミコちゃんのことですか？」
路々森「ノンノン。蝉くんのことだにゃ」
鬼ヶ崎「ミンミンって…虫の蝉かいな」
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のあ抹茶(プロフ) - こんにちは、このお話とは関係がないですが、「Broken Emotion」は最新されないんですか？このお話も面白かったです、最新頑張ってください(^O^) (2020年4月6日 14時) (
レス) id: e5127ccdd8 (このIDを非表示/違反報告)
カイル(プロフ) - とても面白かったです！続きを楽しみにしています！ (2020年3月26日 17時) (レス) id: 2ba625995f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2020年2月26日 18時
