時透双子の兄弟の実の姉は…………

第33話【転がし祭り】 ページ47

〜〜紅葉の日記〜〜

今日は転がし祭り。

どんな体勢になっても受け身をとって素早く起き上がる訓練。

私と玄弥は刀を持ち、煉獄師範を斬るつもりで向かっていく。

煉獄師範は素手・丸腰。でも馬鹿みたいに強い。

私と玄弥はいつもすぐぶん投げられて地面に転がる。

紅葉・玄弥「「はぁーーーー！！」」

煉獄「ふんっ！」

紅葉・玄弥「「えーーーー！？」」

何をどうやっても煉獄師範には勝てなかったが、それでも少しずつマシになっていった。

最初の頃はまったく見えなかった煉獄師範の動きが見えるようになり見えればたまには避けられた。

動きの予測もつくようになった。

無様に転がされることが減り、すぐに体勢を変えて攻撃に移れるようになってきた。

そうしてやっと次の段階に入る。


つづく

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