第15話【鬼は日の光に弱い】 ページ29
〜〜とある山奥(お堂の近く)〜〜
紅葉「!」
どれぐらいの間、躊躇っていただろうと紅葉はいつの間にか辺りが明るくなっていることに気づいた。
紅葉「モタモタしていたら夜が明けてしまった・・・・・・」
紅葉は昇ったばかりの朝日が杉の木立の間からサアッと差し込んできたのをジッと見つめていた。
人喰い鬼「ギャアッ!!」
紅葉・玄弥「「!」」
鬼の頸は朝日の光を当たった途端に悲鳴を上げた。
人喰い鬼「ギャアアアア!!ギィャアアア!!」
朝日の光に当たった鬼の頭は燃え上がって短い手を振り回しながら藻掻き苦しんでみるみるうちに焼け焦げてその鬼の頸は炭のようになってボロボロと崩れ落ちた。
玄弥「(日にあたっただけであんなことに!?)」
紅葉「(真依が嫌がるはずだ!!)」
紅葉と玄弥は呆然と幹に残った自分の斧と風に吹かれて散らばっていく人喰い鬼の成れの果てを見つめた。
紅葉・玄弥「(真依は!?)」
紅葉と玄弥は慌てて辺りを見回すと真依はお堂の軒下に紅葉の籠を引き込んで中に隠れてしまってる。
真依「・・・・・・。」
つづく
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作者名:サンダーブリュッセル紅葉&黒魔霊歌 | 作者ホームページ:真希「あぁ?紅葉のホームページぃ?んなもん有る訳無いだろ」棘「すじこ」...
作成日時:2023年1月19日 21時