検索窓
今日:3 hit、昨日:42 hit、合計:1,143 hit

第11話【頭突き】 ページ25

〜〜とある山奥(お堂の近く)〜〜

鬼の体が真依を掴みかかろうとしてるのを見た紅葉と玄弥は慌てて斧を振り上げたが今度は後ろから何かが飛びかかってきた。

紅葉「!?」

紅葉が振り向きざまに斧を振ると鬼の頸が飛びかかってきて斧の刃にガッチリと噛みついてきた。

人喰い鬼「!」ガブッ

しかも両耳の場所から二本の腕が生えていてその腕を伸ばして紅葉の肩を指をくい込ませてざんばら髪が生き物のように伸びて斧の柄に絡みついてきた。

紅葉「何なんだ!頭に腕なんか生やして!!(怒)」イラッ

理解を超えた鬼の存在に紅葉の恐怖感はプツンと切れてムカムカと怒りが腹の底から湧き上がった。

紅葉「どけーーーーーーーっ!!!(怒)」イラッ

人喰い鬼「!?」

怒りを込み上げた紅葉は人喰い鬼に怒鳴りつけて思いっきり頭突きをかました。

ウィスパー・玄弥「「(出た!紅葉(さん)の頭突き!?)」」

人喰い鬼「(こいつ!硬っ・・・)」

紅葉「ふんっ!」

ゴン!!と物凄い音がしたら鬼が怯んで紅葉が更にもう一発頭突きすると腕が離れた。

人喰い鬼「ぐっ・・・(頭が硬い!!!)」

ここぞとばかりに紅葉は斧を振り回して鬼の頸ごと放り投げて斧は勢いよく回転しながら飛んでいってちょうど鬼の頸を柄で押さえ込むような形で木の幹に突き刺さった。

紅葉・玄弥「「真依ーーーーっ!!」」


つづく

第12話【とどめを刺すべきか】→←第10話【真依を助けろ!】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン
感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サンダーブリュッセル紅葉&黒魔霊歌 | 作者ホームページ:真希「あぁ?紅葉のホームページぃ?んなもん有る訳無いだろ」棘「すじこ」...  
作成日時:2023年1月19日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。