異能特務課の道化師少女【ハイキュー×文スト】 (ページ3)

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一頁目＿朝日奈side ページ3

「A、来週から高校に行ってきてくれませんか？」

「……高校…ですか」

…坂口さんがついに壊れた？仕事のし過ぎだろうか。

坂口さん曰く、異能力者がその高校で悪事を働いているらしい。

「要はその異能力者の捕獲…ですか？」

「はい。そうなりますね」

そんな事より…高校？学校すら行ったことの無い孤児だよ？私。

……え？大丈夫なのこれ。

「宮城の高校でして、荷物はもう送ってあります」

「拒否権ないじゃないですか。私の人権を返してくださいよ」

「此処、基本ブラックなので人権はありません」

其れを言っていいのかという言葉を飲み込み、私は諒解と告げ、渡された資料を持ち帰る。

家に帰ると本当に荷物と仕事道具は綺麗さっぱり無くなっていた。

冷蔵庫の中身も全て。

……取り敢えず

「コンビニ行こ…」

「らっしゃーせー」

コンビニのBGMを聞きながら今日の夜ご飯を選ぶ。

最近、嵌ってるのは冷やし中華と新作のシュークリームなんだよね。

「お会計、お願いします」

「○○円になりまーす」

「ありがとーございましたー」

「頂きます」

家に帰って夜ご飯を食べる。

仕事が終わった後のご飯って美味しいよね。

何だかんだ言って、私も坂口さん同様、社畜なのかもしれない。

でも仕事の資料とか全部送られたよね…？

つまり…死活問題……よし。

「そうだ。宮城へ行こう」←

向こうに行ったら宮城の情報と、標的の情報を集めとこうかな。

嗚呼。面白くなりそうだ。

口角が上がるのが自分でもわかる。

＿さぁ

「道化師(哀れなピエロ)を楽しませて下さいよ？」