For dream twenty years (ページ14)

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13.Aside ページ14

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潤「よし、これであとはチェックしてまたリハしよっか。」

雅「うん。」

だいぶ話を詰めることができて

大体の流れも決めることができた。

プルルルル…

雅「え？翔ちゃんのマネージャーだ。」

俺のその言葉に

みんながこちらを見た。

マ『すみません！翔さんから連絡入ってないですか？午後になっても連絡なくて…。家も鍵が掛かってて入れないし、インターホン鳴らしても物音一つ聞こえないんですよ。』

かなり焦ったような

マネージャーの声が聞こえる。

雅「全然何も来てないよ。」

マ『そうですか…。このままだと、翔さんの仕事が全部後になってしまうんですけど、仕方ないですよね…。本当に大丈夫かな…。』

今度は心配そうな声が聞こえてくる。

雅「ちょっと待ってて。俺、翔ちゃんの家のスペアキー返しそびれたのあるから、それで開けよ。今行くから！」

マ『ありがとうございます！お気を付けてください。』

電話を切ってすぐに荷物の準備をした。

和「なんかあったの？」

雅「翔ちゃんとあれからも連絡がつかないんだって。俺、ちょっと家の中見てくる！」

智「待って！みんなで行こ？翔くんに事情説明してもらいたいし。ここまで翔くんが仕事に出ないなんて、あまりにもおかしすぎるよ。何かあるんだと思う。」

潤「そうだね…みんなで行こう。」

みんなも急いで準備をしてくれて

俺のマネージャーの車で行くことになった。

翔ちゃん…一体何があったの…？

翔ちゃんの身に何が起こってるの…？

教えてよ…。

このまま1人で抱え込まないでよ…。

この後大きな後悔の海に落とされるなんて

予想もしていなかった。