6話 小盾なぐま ページ7
「なっ...!?」
執務室に帰ってきたとたんなぐまは絶句した。
なぐまと同じく秘書であり、なぐまの片想いの相手 月無怜矢 が片付け終わっていない書類に埋もれてすやすやと眠っていたからだ。
(う、うわあ怜矢くんの寝顔かわいいなあ。私より若く見えるや)
なぐまは怜矢の周辺の書類をどけて持ってきたコーヒーを置いて隣に座り、寝顔を見つめていた。
「あっ......仕事お疲れさまです、怜矢くん」
そう言い、自分の私物である毛布をかけた。ちなみに柄は世界遺産(リアル)である。相変わらずセンスがおかしな女だ。
かれこれ30分ほど隣にいただろうか、なぐまはなにかを思い立ったように席を立ちボスであるヘルの机へと向かっていった。片付けだ。部屋中に散乱している書類を片付けようとしているのだ。中身を確認し、てきぱきと片付けていく。15分ほどで書類は束となりあるべきところへと置かれていった。
「ふあぁぁ。ねえバチュル、私も寝ようと思うのけど怜矢くんの隣で寝ちゃってもいいよね。徹夜仕事のごほうびとして」
それじゃあ、おやすみなさいと肩の上のバチュルに声をかけ、なぐまは毛布を持って怜矢の隣へと腰を下ろし机に突っ伏して寝た。ちなみに今度は鉄格子(リアル)柄である。
さて、起きた後の怜矢の反応が楽しみだ。
私、なぐまの手持ちポケモンジャローダとしても。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
如月蒼@浪速乙女(プロフ) - *ねこふとん*さん» きてねー！ (2016年6月26日 9時) (
レス) id: 7952e0c997 (このIDを非表示/違反報告)
如月蒼(プロフ) - *ねこふとん*さん» うん！大丈夫！企画また別のに応募してる (2016年1月13日 21時) (レス) id: 155e4c376f (このIDを非表示/違反報告)
*ねこふとん*(プロフ) - 如月蒼さん» 消せとる？ (2016年1月13日 21時) (レス) id: a97d112bb3 (このIDを非表示/違反報告)
如月蒼(プロフ) - ネット依存狼少女さん» 早く消せぇー((変な圧力を掛ける (2016年1月13日 21時) (レス) id: 155e4c376f (このIDを非表示/違反報告)
火車 - ネット依存狼少女さん» 私も見ました!!OKです!! (2016年1月13日 21時) (携帯から) (レス) id: e5ef8f5494 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
